フェイスラインの美容ケアFace Contour Care
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側面から
Eライン
オトガイ(あご)形成術
シリコンプロテーゼ法
ヒアルロン酸注入
ジュビダーム レスチレン
脂肪注入
ボツリヌストキシン治療
ボトックス ディスポート
隆鼻術
シリコンプロテーゼ法
Y-ko糸プチ隆鼻術
ヒアルロン酸注入
耳介軟骨移植隆鼻術
鼻先形成術
鼻中隔延長術
口唇縮小
出っ張った額(前頭部増大術)
脂肪注入
ヒアルロン酸注入
ジュビダーム レスチレン
正面より
顔正面縦幅3等分処置法
前頭部(額)増大
脂肪注入・ヒアルロン酸注入
前頭部(額)レーザー脱毛
前頭部(額)縮小
内服治療
外用治療
育毛用ヘアケア
二重処置
埋没法二重
切開法二重
たれ目形成
隆鼻術
低鼻術
鼻先挙上術
ハンプ削り(鼻骨隆起除去術)
鼻骨骨切り
口唇増大
ヒアルロン酸注入
ジュビダーム レスチレン
脂肪注入
人中短縮術(リップリフト)
口角挙上術
オトガイ形成
オトガイ(あご)増大・増高術
オトガイ(あご)短縮術
顔正面横幅5等分処置法
小鼻縮小
目頭切開
目尻切開
こめかみ増大
脂肪注入・ヒアルロン酸注入
ホホ・ホホ骨・エラ部増大
脂肪注入・ヒアルロン酸注入
ホホ縮小・咬筋部縮小
ホホミニライポ
下ホホ(ジョール)ミニ・ミニライポ
バッカルファット除去
ホホメソセラピー(脂肪溶解注入)
デオキシコール酸 BNLS neo
咬筋部ボツリヌストキシン注入
ボトックス ディスポート
たち耳修正
理想的な横顔:
Eラインとは
エステティックラインの略となっていて、横顔の一つの美の基準としてよく使われ、一般的にも通用するようになりました。要は、鼻先とアゴ先を一直線に結んだときに唇がはみ出さずに内側にあるか、または、ゆるく言えば、その直線に接触しているかが美しい横顔というわけです。
このEラインを満たさない場合、主に
オトガイ(あご)形成や
隆鼻術などを行ない補正をすることが一番手っ取り早くきれいな横顔が得られます。
出っ張った口元が目立つ場合、一番効果的な処置法として行われているのが
上下顎骨切り術になります。字の通りアゴ骨の前側を切って後方へ移動させることになりますので、大掛かりな全身麻酔下で行われ、術後経過も時間がかかります。歯の咬かみ合わせの調整も必要とされる手術となる関係で主に歯科口腔外科で行われることが多いです。
まれに
唇縮小を行うこともあります。なぜ最近この処置法がほとんど人気がなくなったかというと、逆に若者に人気のアヒル口や口周りのしわ処置として
唇増大が人気となっているからで、まさにEラインに逆らうような手法が人気で目立ってきているのも事実です。
オトガイ(あご)形成術
きれいなEラインを手にするにはアゴ先と鼻先を尖らせることが早道となりますが、とくにアゴ形成は簡単で
効果的です。
シリコンプロテーゼ法がメインですが、
ヒアルロン酸といった注入剤を使ったプチ整形法もあります。隆鼻術も一緒に行うと効果的で、鼻先ー口唇ーアゴ先のEライン(エステティクライン)を決定するには不可欠です。
隆鼻術などに使われるプロテーゼと同じ素材となってて、未発達のアゴを本格的に出す場合に行われる方法です。切開は口腔内から施行し、外に傷跡ができないようになっています。
プロテーゼ法アゴ形成術
副作用・リスク:はれは1週間前後あり、内出血みられるとき2週間前後かかることあり
アゴ形成に使用されるシリコンプロテーゼはアゴを模った形となっていて、男性的なアゴを形成したい場合は、ほとんどそのままの形の大きめのプロテーゼを使用します。
女性的な小さく尖った形のアゴを形成するには小さめのプロテーゼを使用することとなります。
口腔前庭下部に2-3cm前後の横切開を加え、その切開を通してアゴ先方向にプロテーゼ用のスペースを作ります。プロテーゼを挿入し、吸収糸で縫合し、テープ圧迫をして終了します。
局所麻酔で行うことがほとんどなので、挿入直後、大きさや高さとかを確認することができます。その場で調整も可能です。
2-3日の圧迫のみで、抜糸はないです。はれや内出血がない場合が多く、目立つ場合は2週間前後、かかることもあります。
処置費用
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税抜 |
税込 |
アゴ形成術 |
シリコンプロテーゼ法 |
240000円 |
264000円 |
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プロテーゼほどの効果はないですが、数分ほどできれいなラインが得られます。1年前後の効果です。その手軽さから人気となっている処置です。
アゴヒアルロン酸注入前後
副作用・リスク:むくみが数日ほどあり、まれに内出血の場合は1週間前後みられます
ヒアルロン酸が出始めてから25年以上経ちますが、未だに美容外科で愛用されるのはその価値があるからです。その長い歴史の中でいろんな代用品が出現しましたが、やはり思わしくない結果が出ることで、優れたヒアルロン酸にしぼられた具合になってきている現状です。
その間数々のヒアルロン酸ブランドが生まれ、とくに使用頻度が高いのは次のような製品となります:
ジュビダーム
ジュビダーム製品は最近一番人気で、やはり長期的に効果が持続するということ好まれて使用されています。ボトックスで有名な
米国アラガン社の製品です。
ジュビダーム
ボリューマが一番濃い注入剤となっていて、次にジュビダーム
ボルベラ、そしてジュビダーム
ボーリフト(米国では
ボリューア)があり、いずれもジュビーダムの新世代製品となっていて、一世代前のウルトラプラスと区別します。
新世代の製品が持続効果が長くなっていて、だいたい
1年から1年半ほど持つようにつくられています。注入量によって持続期間の違いもでてきます。
持続効果は1年強くらいですが、成分のヒアルロン酸は組織内に5年ほど残存し、徐々に排泄されています。ヒアルロン酸製品はアレルギー反応があまり出ないようにつくられていますが、まれに反応を起こすことがあり、最低5年間はアレルギー反応に注意が必要です。アレルギー反応としてはしこりや赤みの出現が主で、ヒアルロニダーゼ注入で溶かすことが可能です。
また、組織壊死を起こす可能性もまれにあります。血管に入り組織の血流障害を起こすことがあるため、注意が必要です。そのため、注入時には血管障害を超しにくい鈍針カニューラを使って注入することが多いです。
テオシアル
テオシアルシリーズは最新で人気のヒアルロン酸製品となっています。ヒアルロン酸の中でジュビダームシリーズと同様、長期的な持続効果のある注入剤として使用されています。
TEOXANEというスイスのヒアルロン酸製造会社の製品です。
濃さの選択肢が多い注入剤となっていて、一番濃い
RHAシリーズがアゴ用ヒアルロン酸として有効です。
シリーズのなかで一番持続性のあるものが
1年から2年ほど持つようにつくられています。量によって持続期間の違いもでてきます。
持続効果は2年強くらいですが、成分のヒアルロン酸は組織内に5年ほど残存し、徐々に排泄されています。ヒアルロン酸製品はアレルギー反応があまり出ないようにつくられていますが、まれに反応を起こすことがあり、最低5年間はアレルギー反応に注意が必要です。アレルギー反応としてはしこりや赤みの出現が主で、ヒアルロニダーゼ注入で溶かすことが可能です。
また、組織壊死を起こす可能性もまれにあります。血管に入り組織の血流障害を起こすことがあるため、注意が必要です。そのため、注入時には血管障害を超しにくい鈍針カニューラを使って注入することが多いです。
レスチレン
レスチレン製品はヒアルロン酸製品の元祖です。30年ほど前にスウェーデンの会社が先に合成ヒアルロン酸を製品化し、その後米国の会社に引き継がれ、現在に至っていますが、やはりジュビダームほど発達していなく、遅れをとっている感がありますが、未だによく使われます。半年から1年ほどのもちがあります。
ヒアルロン酸注入剤であるため、ジュビダーム同様、アレルギーや組織壊死の可能性に注意が必要です。
処置費用
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税抜 |
税込 |
テオシアル |
RHA・Kissシリーズ1.0cc |
60000円 |
66000円 |
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Redensityシリーズ 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
ジュビダーム |
ボリューマ1本 1.0cc |
60000円 |
66000円 |
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ボーリフト 1.0cc |
60000円 |
66000円 |
レスチレン |
1.0cc |
40000円 |
44000円 |
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0.5cc |
30000円 |
33000円 |
注入の目安:2㏄前後がアゴ注入に最適
脂肪注入
アゴは脂肪注入よりヒアルロン酸注入の方が適応する部位です。理由は、まず一つ目に、皮膚のゆとりが少なく、注入脂肪が生着する可能性は低いこと、そしてもうひとつは、アゴはマリオネットライン同様、注入すべき部位が狭く限られていて、大量に脂肪を注入すると、周りに波及することが多く、きれいな小さい尖ったアゴになりにくいところがあります。ヒアルロン酸は粒子が細かい分、注入範囲を限定して注入することが可能です。
男性的な幅のあるアゴにしたい場合、または下顎骨部脂肪注入のついでに行う場合はその限りではありません。だいたい4㏄前後の脂肪の注入が可能です。
処置費
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税抜 |
税込 |
脂肪注入 |
アゴ |
100000円+ミニライポ費 |
110000円+ミニライポ費 |
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下顎骨部両側 |
130000円+ミニライポ費 |
143000円+ミニライポ費 |
上記費用は脂肪注入1回のみの費用です。
2回目以降は
半額です、
毎回、脂肪吸引やミニライポの費用が加算されます。
脂肪吸引ページを参照。
ボツリヌストキシン注入
アゴ組織のボリュームがしっかりしているのに、オトガイ筋の発達でdimpling(凹凸)ができ、思うように突出しないアゴにはボツリヌス毒素注入が有効です。筋肉をリラックスさせることで、本来のアゴのボリュームが現れるわけです。
アゴボツリヌストキシン注入前後
副作用・リスク:むくみは数時間で消退、内出血みられる場合は約1週間でひく
ボツリヌストキシン(毒素)にはいろんなブランドがあり、よく知られているものが米国オリジナルのボトックスですね。当院にも愛用している製品です。
この他、あと4つほど米国のFDAで認可されていますが、次に人気のイギリスのディスポートもその一つで、当院にも採用されているボトックスのジェネリック薬品みたいなものです。ボトックスが80%に近いシェアを占めているに対し、ディスポートは20%近くまで達し、拡大してきています。
ボツリヌストキシン治療の効果は早くてだいたい2-3日目くらいからわかり、2週間くらいで完成され、3-4か月で徐々に効果がうすれ、ながくて6~8か月ほどで完全に効能がなくなり、その前に追加注入した方がおすすめです。
処置後のアレルギー反応塔に気を付けることがメインの注意点となります。妊娠中またはその可能性がある方への注入は禁忌です。
どうしてもアゴのボリュームが足りない場合は上記のヒアルロン酸注入や脂肪注入の併用が必要になります。
処置費用(税抜)
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ボトックス |
ボトックス |
ディスポート |
ディスポート |
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税抜 |
税込 |
税抜 |
税込 |
ボツリヌストキシン注射 |
アゴ |
18000円 |
19800円 |
10000円 |
11000円 |
隆鼻術
隆鼻、とくに鼻先の増高はEラインの改善に効果的です。シリコンプロテーゼ法をはじめ、いろんな手法が行われる部位となります。
シリコンプロテーゼを使用し鼻を全体的に高くする手術で鼻の付け根には効果的です。プロテーゼには
I 型と
L 型がありますが、鼻先の皮膚が薄くシリコンの使用が難しい場合、I 型が第一選択となります。
鼻先用のL型にはソフトシリコンを使用します。デリケートな鼻先には刺激の少ない柔らかい素材が欠かせません。
L型プロテーゼ法隆鼻術前後
副作用・リスク:はれや内出血時1~2週間あり
鼻先の高さにこだわる場合、シリコンプロテーゼに限界があるため、
鼻先軟骨移植や鼻先形成術(詳細は下記を参照)の併用が必要となる場合があります。細さと高さが出せる処置法となっていて、さらに効果的です。
プロテーゼ法は高さを出せば出すほど鼻の皮膚にはやさしくないので、適度な高さがおすすめです。とくに鼻先の皮膚は菲薄化(薄くなる現象)を加齢とともに起こしやすいので注意が必要です。
処置は鼻腔内で行われるので外に切開跡は出ません。1週間後に抜糸です。プロテーゼ法は鼻根部の処置がメインで、血管が豊富にあるため、腫れが出る処置法となります。早くて1週間、2週間で落ち着く場合が多いです。
処置費用
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税抜 |
税込 |
プロテーゼ法隆鼻術 |
I型 |
240000円 |
264000円 |
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L型ソフトプロテーゼ |
270000円 |
297000円 |
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注入法に代わるプチ隆鼻術の主流となり得るのがY-koスパイラル糸による方法です。針孔で糸を挿入し引き上げ、鼻スジと鼻先延長が可能です。鋭くない針であるカニューラで挿入することにより組織ダメージが避けられ、糸も吸収性のため安全です。1年以内で糸は吸収されますが活性化されたコラーゲンに代わるため、隆鼻効果はある程度持続します。
Y-ko糸には
鼻背用と
鼻先用があります。
鼻先用は60mmほどの長さとなっていて、高さとスジを出すには最適です。1本でもできますが、効果を出すには2本以上がよいかと思います。
カニューラとよばれる鈍針にスパイラル糸が入っていて。一つの針穴で挿入可能となっています。針穴は皮膚表面にできますが、どうしても隠したい場合は鼻腔内に針穴を作ることも可能です。
局所麻酔で行われます。処置後のはれは注入法と同程度のむくみが数日~1週間あり、麻酔などによる内出血が出る場合、1週間前後の経過が必要です。
鼻背部用Y-ko糸挿入前後
副作用・リスク:むくみは数日~1週間あり、内出血みられる場合は1週間前後でひく
鼻先用Y-koは40mmほどの長さとなっていて、鼻先を押し上げて尖らせる効果があります。こちらもやはり2本いじょうが効果的です。
鼻先用Y-ko糸挿入前 後
副作用・リスク:むくみは数日~1週間あり、内出血みられる場合は1週間前後でひく
鼻背用と鼻先用Y-koを併用してハンプ(鼻骨隆起)や下垂した鼻先を修正することもできます。
鼻背+鼻先Y-ko糸挿入前後
副作用・リスク:むくみは数日~1週間あり、内出血みられる場合は1週間前後でひく
鼻先用の短いY-ko糸を鼻根部それぞれ最低2本ずつ必要となります。もちろん本数が多ければ多いほど効果が出しやすいです
Y-ko糸のメリットとデメリットについてですが、まず(とくに注入に比しての)メリットは:
・組織壊死を起こさない
・視野障害等などの心配はない
・固形であるため形の保持がよくヒアルロン酸のようによこに流れたりはしない
デメリットは:
・吸収糸のため永久効果はない
なぜ溶けない永久糸を使わないのか、それはよく聞かれる質問です。永久性のある非吸収糸は問題を起こしたりすることがあるからです。化膿やひきつり、そして将来的に糸の輪郭が見えたりすることもまれにあります。これらは非吸収糸の顔の糸リフト法で見られた現象です。
処置費用
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税抜 |
税込 |
Y-ko糸隆鼻術 |
1本 |
20000円 |
22000円 |
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ヒアルロン酸の注入となります。
ヒアルロン酸注入前後
副作用・リスク:むくみは数日~1週間あり、内出血みられる場合は1週間前後でひく
ヒアルロン酸はコラーゲンとともに皮膚の構成成分である注入剤です。注入後皮内のコラーゲン生成が活性化され、ある程度の効果が期待できます。1年前後の持ちとなります。
ただ最近、おすすめするクリニックは少ないかと思います。注入剤は血管に入ることがあり、とくに鼻注入は組織壊死を起こしたり、目に逆流し視野障害を起こしたりすることがあるため危険だからです。
それにヒアルロン酸は柔らかいジェルであるため、よこに移動したり、すぐ効果が薄れることがよくあり、欲張って再注入したりすると、また移動してしまうと鼻根部あたりが厚ぼったくなり、映画の’アバター’にちなんでその呼び名をされることが多いです。
ヒアルロン酸に慣れて、どうしてもそれで隆鼻術したい場合は鈍針カニューラを使用しての注入となります。
処置費用
ヒアルロン酸製品名 |
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税抜 |
税込 |
ジュビダーム |
ボリューマ1本 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
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ボーリフト 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
レスチレン |
1.0cc |
40000円 |
44000円 |
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0.5cc |
30000円 |
33000円 |
人工物に抵抗があり、どうしても自家組織で隆鼻術を行いたい場合は耳介軟骨移植の方法があります。
耳介後部より切開し、軟骨を採取
副作用・リスク:はれや内出血は1週間前後の経過が必要となりますが、その間、ガーゼとテープで圧迫されます
この場合、鼻根部用の
I 型と、
鼻先用の2種類からなり、それぞれの処置を別々で行うか、または両方を一緒に行うこともあります。
鼻背+鼻先耳介軟骨移植前後
副作用・リスク:はれや内出血時1~2週間あり
軟骨移植にはメリットがある反面、デメリットもあります。メリットから述べていきますと:
・自家組織のため拒否反応や炎症反応を起こしにくいこと
・鼻の皮膚や組織に負荷がかかっても軟骨は馴染んでいく
デメリットとしては:
・量がシリコンほど確保できない
・とくに鼻根部は湾曲することがあり、シリコンのようには調整しにくいところがある
採取できる量が少ないため、思いきり鼻根の高さを出すのは難しく、また無理をして高さを出したとしても、シリコンのような構造の滑らかさがないため、ごつごつした感じの隆鼻となるので、ひかえめな高さが軟骨移植の場合、ちょうど良いというわけです。
鼻先の場合、逆にシリコンプロテーゼよりは軟骨がよく使用される素材です。シリコンは鼻先の皮膚に良くないためあまり厚さや硬さを出せないが、軟骨ではある程度の量を移植をしてものちに自然と馴染んでいくところがあり、鼻には無理がかからないところがあります。
鼻先の軟骨移植は実際には
鼻先形成術(詳細は下記を参照)と併用することがよくあります。細さと高さが出せる処置法となっていて、さらに効果的です。
軟骨移植の実際は次のようになっています:
鼻根にI型の耳軟骨片からつなげて2-3枚重ねたものを移植
鼻先用にもひし形の軟骨編を3-4枚重ねて移植
処置は鼻腔内で行われるので外に切開跡は出ません。吸収糸で縫合することが多く、抜糸はないです。圧迫テープは4-5日ほど要し、テープ除去の1週間後から洗浄やメークが可能となります。1~2週間のはれや内出血がみられることが多いです。
処置費用
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税抜 |
税込 |
耳介軟骨移植法隆鼻術 |
I型 |
240000円 |
264000円 |
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鼻先 |
150000円 |
165000円 |
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I型+鼻先 |
300000円 |
330000円 |
鼻先の軟骨組織等を処理し鼻先に
細さと
高さを出す手術です。傷跡が見えないクローズ法(鼻腔内法)で行います。鼻先軟骨の縫合を行うことにより、ダンゴ鼻を修正します。
鼻先形成術前後
副作用・リスク:鼻先のみの手術の場合、はれや内出血あまりみられませんが、5日間のテープ固定があります
高さを積極的に出したい場合、軟骨移植術の併用を行います。耳軟骨を利用して鼻先にさらなる尖り感を出します。
術後、抜糸等はないですが、形を整えるために5日間ほどのテープ固定が必要です。テープ除去後、経過の良い場合はほとんど腫れもなくそのまま社会復帰の場合もあります。むくみがある場合はメークでカバーが必要となります。
実際の術法は:
鼻先の鼻翼軟骨上を?離し
鼻翼軟骨を縫合し
鼻翼軟骨を部分切除し
必要あれば耳軟骨移植
処置費用
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税抜 |
税込 |
鼻先形成術 |
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240000円 |
264000円 |
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+耳軟骨移植 |
+50000円 |
+55000円 |
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+鼻根プロテーゼ |
+100000円 |
+110000円 |
プロテーゼ、鼻先形成、そして通常の耳軟骨移植をしても鼻先の尖り具合が物足りない場合、鼻中隔延長術、つまり鼻の正中にあって左右の鼻腔を仕切る鼻中隔とよばれる軟骨を長くさせることで鼻先に高さと細さを出す処置のことです。
鼻中隔延長術前後
副作用・リスク:鼻先のみの手術の場合、はれや内出血あまりみられませんが、5日間のテープ固定があります
この延長術には自家軟骨(本人の軟骨)が使われますが、鼻中隔軟骨一部と耳軟骨から採取となります。
実際の処置:
鼻の正中にある鼻中隔軟骨
鼻中隔先に移植軟骨を縫合
形を整えるため5日間ほどテープで固定します。テープ除去後、はれがなければ簡単なメークでカバーでき、内出血や目立つむくみあれば2週ほどで落ち着きます。
処置費用
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税抜 |
税込 |
鼻中隔延長術 |
単独 |
300000円 |
330000円 |
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+シリコンプロテーゼ |
+100000円 |
+110000円 |
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口唇縮小
唇を小さくさせることで、出っ張っている口元を目立たなくする処置法ですが、最近、唇増大処置が人気のため、当処置はほとんど需要がない状態です。
口唇縮小術前後
副作用・リスク:唇は腫れやすく、内出血も出る場合1週間前後かかります
小さくした方がよいのか、それともその逆なのか、それぞれの価値観になるだろうと思いますが、美容外科医からの見地だと、大きい唇の方が年取ったときに、唇周辺の縦ジワ形成が目立ちにくい傾向にあり、老けた印象が避けやすいところがあるでしょう。
切縫法による処置となっています。傷跡は目立ちにくい、唇の乾燥している部分と非乾燥部分の境界線上で行い、見える幅の1/3前後の切除が目標です。
1週間後に抜糸となります。腫れもだいたい1週間で、傷跡は初期から目立ちにくく、回復も早いです。
処置費用
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税抜 |
税込 |
口唇縮小 |
両側 |
200000円 |
220000円 |
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片側 |
150000円 |
165000円 |
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横からみて、前に出っ張っていない、平たい又はくぼみ気味なおでこは貧弱に見られがちで、前髪が上げられないほど気になることが多いです。適度に突出したカーブのあるおでこはきれいで若々しく見え、Eラインと同じく、顔の側面の美的基準に欠かせないものと言われています。
方法としてはいろいろありますが、脂肪注入やヒアルロン酸注入がメインとなります。
額を膨らまし、立体感を得たい場合に行われ、顔の輪郭が気になる最近のデジタル時代の若者には人気です。要はインスタグラムや動画などで自分の顔の立体構造を観る機会が多くなった今の時代ならではのニーズです。
額脂肪注入前後
副作用・リスク:むくみが数日~1週間みられ、内出血の場合は1~2週間かかります
膨らんだ額はきれいと思われ、目より下の部分を相対的に小さくまたは短く見せる効果があり、そして張り感が出ることで額のシワにもブローリフト(額リフト)のような効果も期待できるところがあります。
額もだいたい両ホホと同じくらいの脂肪注入量が必要です。理想は1回で20㏄前後、直後ちょうどよい状態であれば6㏄前後ですね。目立たない針穴は額のヘアラインにあります。1時間ほどの施術時間になります。
経過もホホとほぼ同様で、はれや内出血は普通目立たなく、むくみやすい体質の場合、目周りにはれがみられることもあります。側面から見て突出した額は魅力的と思われています。幹細胞豊富な自家脂肪を使って額を増大させる方法です。腹部やでん部からの吸引で脂肪を確保し注入します。注入脂肪の半分以下が永久的に残りますが、希望の結果を得るには数回の注入が必要な場合があります。
脂肪注入に関するさらなる詳細は
こちらをご参照ください。
処置費用(税抜)
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税抜 |
税込 |
脂肪注入 |
額 |
150000円+ミニライポ費 |
165000円+ミニライポ費 |
上記費用は脂肪注入1回のみの費用です。
2回目以降は
半額です、
毎回、脂肪吸引やミニライポの費用が加算されます。
脂肪吸引ページを参照。
脂肪注入より時間はかからず数分ほどで額を出すことができます。ただし、永久的ではなく、半年から1-2年ほどの持続効果となります。
額ヒアルロン酸注入前後
副作用・リスク:むくみが数日ほどあり、まれに内出血の場合は1週間前後みられます
ヒアルロン酸にはいろんなブランドがあり、とくに使用頻度が高いのは次のような製品となります:
ジュビダーム
ジュビダーム製品は最近一番人気で、やはり長期的に効果が持続するということ好まれて使用されています。ボトックスで有名な
米国アラガン社の製品です。
ジュビダーム
ボリューマが一番濃い注入剤となっていて、次にジュビダーム
ボルベラ、そしてジュビダーム
ボーリフト(米国では
ボリューア)があり、いずれもジュビーダムの新世代製品となっていて、一世代前のウルトラプラスと区別します。
新世代の製品が持続効果が長くなっていて、だいたい
1年から1年半ほど持つようにつくられています。注入量によって持続期間の違いもでてきます。
持続効果は1年強くらいですが、成分のヒアルロン酸は組織内に5年ほど残存し、徐々に排泄されています。ヒアルロン酸製品はアレルギー反応があまり出ないようにつくられていますが、まれに反応を起こすことがあり、最低5年間はアレルギー反応に注意が必要です。アレルギー反応としてはしこりや赤みの出現が主で、ヒアルロニダーゼ注入で溶かすことが可能です。
また、組織壊死を起こす可能性もまれにあります。血管に入り組織の血流障害を起こすことがあるため、注意が必要です。そのため、注入時には血管障害を超しにくい鈍針カニューラを使って注入することが多いです。
テオシアル
テオシアルシリーズは最新で人気のヒアルロン酸製品となっています。ヒアルロン酸の中でジュビダームシリーズと同様、長期的な持続効果のある注入剤として使用されています。
TEOXANEというスイスのヒアルロン酸製造会社の製品です。
濃さの選択肢が多い注入剤となっていて、一番濃い
RHAシリーズが額用ヒアルロン酸として有効です。
シリーズのなかで一番持続性のあるものが
1年から2年ほど持つようにつくられています。量によって持続期間の違いもでてきます。
持続効果は2年強くらいですが、成分のヒアルロン酸は組織内に5年ほど残存し、徐々に排泄されています。ヒアルロン酸製品はアレルギー反応があまり出ないようにつくられていますが、まれに反応を起こすことがあり、最低5年間はアレルギー反応に注意が必要です。アレルギー反応としてはしこりや赤みの出現が主で、ヒアルロニダーゼ注入で溶かすことが可能です。
また、組織壊死を起こす可能性もまれにあります。血管に入り組織の血流障害を起こすことがあるため、注意が必要です。そのため、注入時には血管障害を超しにくい鈍針カニューラを使って注入することが多いです。
レスチレン
レスチレン製品はヒアルロン酸製品の元祖です。30年ほど前にスウェーデンの会社が先に合成ヒアルロン酸を製品化し、その後米国の会社に引き継がれ、現在に至っていますが、やはりジュビダームほど発達していなく、遅れをとっている感がありますが、未だによく使われます。半年から1年ほどのもちがあります。
ヒアルロン酸注入剤であるため、ジュビダーム同様、アレルギーや組織壊死の可能性に注意が必要です。
処置費用
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税抜 |
税込 |
テオシアル |
RHA・Kissシリーズ1.0cc |
60000円 |
66000円 |
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Redensityシリーズ 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
ジュビダーム |
ボリューマ1本 1.0cc |
60000円 |
66000円 |
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ボーリフト 1.0cc |
60000円 |
66000円 |
レスチレン |
1.0cc |
40000円 |
44000円 |
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0.5cc |
30000円 |
33000円 |
注入の目安:前頭部(額)形成の場合 部分的な場合2~4cc
全体的な場合6~12cc
理想的な正面:
顔正面タテ幅は3等分が理想
顔正面ヨコ幅は5等分
顔正面縦幅3等分処置法
顔正面の縦幅の3分割は、
額ヘアラインからマユ、
マユから鼻下縁、そして
鼻下縁からアゴ先までの各部分のことを言います。この3部分が同幅になるのが理想の正面の輪郭と言うわけです。
顔面タテ3分割を調整するには、
前頭部(額)増大・縮小、
二重手術・たれ目形成、上下顎骨切り術、隆鼻術・低鼻術、そして
オトガイ(あご)形成の処置などで補います。
前頭部(額)増大
脂肪注入・ヒアルロン酸注入
前頭部(額)増大は脂肪注入かヒアルロン酸注入で可能です。方法は上記の’側面から’の
前頭部(額)増大項目に述べていますので、説明は省きます。ご参照ください。
額ヒアルロン酸注入前後
副作用・リスク:むくみが数日ほどあり、まれに内出血の場合は1週間前後みられます
前頭部(額)レーザー脱毛
前髪のヘアラインが低い位置にある場合、額部増大にはレーザー脱毛も有効な手段となります。
額レーザー脱毛前後
副作用・リスク:むくみや赤みは数日~1週間続き、1~2か月に1回最低6回の照射が必要
当院ではエリートプラス脱毛器を推奨しています。
エリートプラス脱毛器は
アレキサンドライトと
YAG という
2波長のレーザーを備えた機器となっていて、
それぞれの2レーザーの短所を補い合うことで、
完璧な永久脱毛力を発揮できる状態です。
いろんな波長の中でこの2波長の組み合わせが
一番速く正確な効果が得られると言われています。
アレキサンドライトレーザーはメラニン吸収が相対的にに良いため
一番脱毛力があると言われ、今のところ医療脱毛レーザーにおいて
一番よく使われている波長です。
しかし皮内への浸透性はそこまで深くはないため、額の太く深い毛根には
届かない場合もあります。そのため、
下記のYAGレーザーが活躍します。
YAGレーザーは皮内への
浸透力は抜群のため
深く太い毛根には効果的な波長となっています。
深い浸透力のため選択的に皮膚深部のメラニンに反応しやすく
皮膚表面のメラニンにはあまり吸収されないため適当なパワー
であれば表面のダメージは起こしにくいレーザーです。この特徴に
より当レーザーは
有色肌にも使えるようになっています。
欠点として、深く届くせいで痛みが発生しやすいといわれるが、
当機器には優れた冷却装置が備えられているため、安心して受けられる
ようになっています。
クライオ冷却装置
額レーザー脱毛はボディーに比べ早期から効果がみられることが多いですが、それでも最低6回くらい、2か月に1回の照射が必要となります。
処置費用(税抜)
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1回 |
6回 |
その後各回 |
レーザー脱毛 |
額 |
5000円(税込5500円) |
25000円(税込27500円) |
3000円(税込3300円) |
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前頭部(額)縮小
広すぎる額の対処法としては、ヘアラインを下げることとなります。一番有効な手段としては発毛治療となります。
女性用に
ミノキシジル
男性用に
フィナステリドと
ある程度強めの
デュタステリド(ザガーロ)
が通常処方される内服薬となっています。
内服薬のため次のような副作用に要注意です:
ミノキシジルーー頭皮の痒み
頭痛やめまい
低血圧(循環器系疾患の場合使用できません)
フィナステリドーー肝臓酵素上昇(肝機能障害の方注意)
リビドー減退1.1%
勃起不全0.7%、など性機能低下関連の副作用
デュタステリド(ザガーロ)ーー検査値異常17.1%
リビドー減退3,9%
勃起不全4,3%、精液減少などの性機能低下に注意
外用治療
ミノキシジルのローションが世界中で愛用されています。
上記の内服用と併用する、効果的です。
ミノキシジルは元々降圧剤であるため、低血圧といった
副作用に注意が必要です。過敏症の方も注意しましょう。
育毛用ヘアケア
育毛シャンプー、コンディショナー、そしてローションも取り揃えています。
天然素材のヘアケア製品です。
処置費用(税抜)
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税抜 |
税込 |
フィナステリド |
男性用内服0.2mg 28日 |
6000円 |
6600円 |
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男性用内服1.0mg 28日 |
6800円 |
7480円 |
ザガーロ |
男性用内服0.5mg 28日 |
8000円 |
8800円 |
ミノキシジル |
女性用内服 |
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女性用ローション60ml 1か月 |
6000円 |
6600円 |
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60ml×3 |
15000円 |
16500円 |
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男性用ローション60ml 1か月 |
6000円 |
6600円 |
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60ml×3 |
15000円 |
16500円 |
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男女注射 |
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育毛ケアケア |
シャンプ |
6000円 |
6600円 |
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コンディショナー |
6000円 |
6600円 |
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育毛ローション |
9000円 |
9900円 |
二重処置
縦3区分の中間区分を美容外科において、短くしたいという希望がほとんどです。実際に短くするのは大掛かりの手術となるため、目の大きさを大きくすることで、目より下の部分を目立たなくすることことがよく行われます。そこで一番活躍するのが二重処置となるわけです。
埋没法二重術は
100年近い歴史がありながら未だに人気で老若男女問わず行われる簡単な処置法です。これだけ長い歴史があればいろいろと進化し、最近ではいろんな呼び名がありクイックなんとか。ナチュラルなんとかといった名でうたわれていますが、やり方はほとんど変わらず、埋没法糸で二重を形成する方法です。
埋没法二重前 後
副作用・リスク:はれや違和感は数日~1週間みられ,内出血が出る場合1~2週間かかります
縫合法とも呼ばれ上瞼の皮膚側と結膜側を縫い合わせることにより二重のラインを形成します。皮膚側と結膜側の
両側とも埋没することが
安全です。当院ではマイクロサージェリーで使用される最も細く切れにくい糸を使用し、よりナチュラルな仕上がりにします。
大きいむくみはだいたい数日間続き、細かい腫れまでを見ると2週間前後が目安となります。
埋没法は永久ではありません。解けない糸を使用していて、長くて3-4年ほど機能すればよく、それでくせが着く場合もあって、半永久的に維持されることもあります。
詳細は下記のイン・フォーカスを参考にしてみて下さい。
処置費用(税抜)
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税抜 |
税込 |
埋没法二重術 |
1点(1糸) |
20000円 |
22000円 |
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両目各2点 |
70000円 |
77000円 |
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3年保証 |
100000円 |
110000円 |
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5年保証 |
120000円 |
132000円 |
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両目各3点 |
100000円 |
110000円 |
|
3年保証 |
120000円 |
132000円 |
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5年保証 |
140000円 |
154000円 |
きれいな大きな目
切開法で
強い確実な二重を形成します。上瞼
タルミ除去術もほとんど同じ方法で行われます。皮膚のタルミの他に、気になる
脂肪も確実に取り出せる方法です。
切開法二重前
後
副作用・リスク:大きいはれや内出血は1~2週間みられ,むくみや不自然さが1~3か月続く
切開跡は
二重ラインで行い、よりナチュラルな二重形成にするように細かく縫合が行われます。しっかりとした
瞼板という軟骨との癒着を確保し、半永久的な効果を維持させます。
処置後
5日目に抜糸し、6日目からメークは可能となり、
大きいはれは
1~2週間あり、
1~3か月の間は
不自然さが続くでしょう。
当方法は二重のライン上で最短でも目の幅いっぱいまで切開線が入り、長ければ長いほどそれだけ二重の固定力もよくなるわけですが、どうしても切開創を最低限にしたい場合、
部分切開法を行うこともよくあります。切開幅は当切開法二重の半分程度で、二重の固定力はやや弱まるかも知りませんが、埋没法よりは強く、腫れぼったさ対策としての脂肪の操作もある程度可能です。タルミとりの場合は全切開がおすすめです。
<美容外科豆知識>当術法としてタルミ除去目的で
マユ下切開を勧めるお’エライ’先生方もたくさんいますが、この方法はタルミにほとんど効果がなく、効果を出したいがために切開創がこめかみあたりまで伸びることもあり、おしまいに埋没法でごまかされたりすることもあるので要注意です。
処置費用
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税抜 |
税込 |
切開法二重術 |
両側 |
240000円 |
264000円 |
部分切開二重術 |
両側 |
150000円 |
165000円 |
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目の
縦の大きさを広くするには二重形成が一番手っ取り早い方法ですが、下瞼方向へは、最近、たれ目形成を考える人が増えてきています。
つり目解消にも役立ち人気です。
たれ目形成術前
後
副作用・リスク:はれや内出血は1週間前後、切開跡の赤みは1~2か月続くことあって、メークカバーが必要な場合あり
たれ目形成術は、下瞼下制術ともよばれ、下に述べる
目尻切開と一緒に行うことがよくあります。そうすることでそれぞれの処置の効果がよりいっそう見せることができ、相乗効果が期待できます。
具体的に:
下瞼外半分で幅4-5mm程の皮膚を切除
下瞼裏では瞼板下の筋膜を短縮し
皮膚縫合(下瞼タルミとりの半分以下の幅)
一晩ほどテープ圧迫をし、5日目に抜糸します。1~2か月ほど切開創の赤みが続く場合がありますが、メークでカバーし、その後切開跡はメークなしでも目立たなくなります。
処置費用(税抜)
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税抜 |
税込 |
たれ目形成術 |
両側 |
180000円 |
198000円 |
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+目尻切開 両側 |
300000円 |
330000円 |
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隆鼻術
隆鼻術はマユから鼻下までの顔正面の中間部分を狭い印象から広げたい場合に有効ですが、実際にこの顔の中間部分を広げたい希望は少ないです。どうしてもという場合は、上記の’側面から’の
隆鼻術の項目をご参照ください。
低鼻術
顔の中間部分を狭く目立たなくしたいときには低美術を、要は、高すぎる鼻を低く小さくすることで、ホホから鼻にかけてのトーンダウンをするためです。次のような低鼻や縮小術がよいでしょう:
魔女鼻といわれ、鼻先の垂れ下がった状態を修正する処置です。鼻先を挙げることでより均整のとれた鼻になります。
鼻先挙上術前後
副作用・リスク:鼻先のみの手術の場合、はれや内出血あまりみられませんが、5日間のテープ固定があります
上記の
鼻中隔延長術と逆の手法となっていて、
鼻中隔軟骨を短縮させる方法です。それだけではあまり効果がないため、鼻翼軟骨の縮小も必要なため、鼻先形成も一緒に行う必要があります。
実際の処置法:
鼻中隔軟骨短縮と鼻翼軟骨縮小
鼻先挙上術の経過はほとんど鼻先形成術と同様で、5日間のテープ固定の後、メークは可能となり、抜糸はありません。
鼻先挙上術は鼻橋部への耳軟骨移植を一緒に行うことがあり、鼻先の上がった感じを相対的に強調させるためです。
処置費用
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税抜 |
税込 |
鼻先挙上術 |
単独 |
250000円 |
275000円 |
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+鼻橋部耳軟骨移植 |
+50000円 |
+55000円 |
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ワシ鼻などで隆起した鼻骨を削ることで、より整った鼻の形にします。局所麻酔でも可能な骨削りとなっていて、すっきりした鼻のラインに生まれ変わります。
ハンプ削り前後
副作用・リスク:はれや内出血時1~2週間あり、4~5日間のテープ圧迫があります
骨削りと言ってもハンプは鼻骨成分と軟骨成分からなっており、直線に近い横からの鼻背部線を得るには両方削る必要があります。
実際のハンプ削り:
軟骨削りにはメスと剪刀(はさみ)を使い、鼻骨成分は医療用ヤスリだけで行うとあまり効果がないため形成ノミを使い、あとはヤスリで整える、という具合で進めていきます。
鼻骨は血管が豊富なため4-5日間テープ圧迫した方が腫れを最小限にできます。腫れや内出血は1-2週間あり、とくに柔らかい目周辺に内出血が及ぶ場合は2週目まで目立ちます。テープがとれた6日目からは徐々にメークでカバーできるようになります。吸収糸を利用のため抜糸はありません。
ハンプ削りだけだとスジの細さが物足りない場合があり、とくに鼻骨が発達している方だと、スジが細く見えないことがあります。その場合
シリコンプロテーゼ(ハンプ削りした上)で整えると鼻骨骨切りをしなくても鼻を細くみせることができます。
処置費用
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税抜 |
税込 |
ハンプ削り術 |
単独 |
250000円 |
275000円 |
|
+シリコンプロテーゼ |
100000円 |
110000円 |
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厚さのある鼻骨を、ハンプ削りに加えて、さらに横の幅も狭めるための処置です。立体的に鼻を細い筋にし、側面からストレートなラインに仕上げる方法となります。。
鼻骨骨切り術前後
副作用・リスク:はれや内出血は2~3週間あり、1週間のテープ圧迫があります
本処置は
全身麻酔か静脈麻酔下で行う方がよいです。鼻骨には血管とともに神経も発達しているため局所麻酔だけでは痛みを消すことができません。
実際の処置:
ハンプ(鼻骨隆起)を削ったあと、
鼻骨の基部を切り、
骨折させ、中央に押し寄せて、骨を細くさせていきます。出血することが多く、圧迫止血が必要です。
テープ圧迫はハンプ削り単独のときよりも広範囲に行います。1-2週間テープ圧迫が必要です。腫れや内出血は目周辺にまわることが多く、2-3週間の目立つ腫れや内出血が現れることが多い処置となります。
本処置のみで手術を行うことがありますが、だいたい鼻先の広さも気になる場合が多いです。
鼻先形成術と一緒に行うことが多い処置法となります。やはりスジが物足りない場合はシリコンプロテーゼで細さをさらに出すことになります。
処置費用
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税抜 |
税込 |
鼻骨骨切り術 |
単独 |
300000円 |
330000円 |
|
+シリコンプロテーゼ |
+100000円 |
+110000円 |
|
+鼻先形成術 |
+100000円 |
+110000円 |
|
+鼻先軟骨移植 |
+50000円 |
+55000円 |
。全身麻酔代 50000円 (税込55000円)
唇の増大術は顔正面の下側の印象を増幅させる効果があると同時に、顔正面の中間部分の長い印象を目立たなくさせる効果があります。次のような方法がよく行われます:
ヒアルロン酸注入
最近、ふっくらした唇が流行っていて、または加齢により唇周囲のタテジワが気になる方が多く、この場合活躍するのがヒアルロン酸注入です。
口唇ヒアルロン酸注入前後
副作用・リスク:はれが数日~1週間ほどあり、まれに内出血の場合は1週間前後みられます
ヒアルロン酸が出始めてから25年以上経ちますが、未だに美容外科で愛用されるのはその価値があるからです。その長い歴史の中でいろんな代用品が出現しましたが、やはり思わしくない結果が出ることで、優れたヒアルロン酸にしぼられた具合になってきている現状です。
その間数々のヒアルロン酸ブランドが生まれ、とくに使用頻度が高いのは次のような製品です:
ジュビダーム
ジュビダーム製品は最近一番人気で、やはり長期的に効果が持続するということ好まれて使用されています。ボトックスで有名な米国アラガン社の製品です。
ジュビダームボリューマが一番濃い注入剤となっていて、次にジュビダームボルベラ、そしてジュビダームボーリフト(米国ではボリューア)があり、いずれもジュビーダムの新世代製品となっていて、一世代前のウルトラプラスと区別します。
新世代の製品が持続効果が長くなっていて、だいたい1年から1年半ほど持つようにつくられています。注入量によって持続期間の違いもでてきます。
持続効果は1年強くらいですが、成分のヒアルロン酸は組織内に5年ほど残存し、徐々に排泄されています。ヒアルロン酸製品はアレルギー反応があまり出ないようにつくられていますが、まれに反応を起こすことがあり、最低5年間はアレルギー反応に注意が必要です。アレルギー反応としてはしこりや赤みの出現が主で、ヒアルロニダーゼ注入で溶かすことが可能です。
また、組織壊死を起こす可能性もまれにあります。血管に入り組織の血流障害を起こすことがあるため、注意が必要です。そのため、注入時には血管障害を超しにくい鈍針カニューラを使って注入することが多いです。
テオシアル
テオシアルシリーズは最新で人気のヒアルロン酸製品となっています。ヒアルロン酸の中でジュビダームシリーズと同様、長期的な持続効果のある注入剤として使用されています。
TEOXANEというスイスのヒアルロン酸製造会社の製品です。
濃さの選択肢が多い注入剤となっていて、弾力性に優れた
Kissシリーズが唇用ヒアルロン酸として有効です。
シリーズのなかで一番持続性のあるものが
1年から2年ほど持つようにつくられています。量によって持続期間の違いもでてきます。
持続効果は2年強くらいですが、成分のヒアルロン酸は組織内に5年ほど残存し、徐々に排泄されています。ヒアルロン酸製品はアレルギー反応があまり出ないようにつくられていますが、まれに反応を起こすことがあり、最低5年間はアレルギー反応に注意が必要です。アレルギー反応としてはしこりや赤みの出現が主で、ヒアルロニダーゼ注入で溶かすことが可能です。
また、組織壊死を起こす可能性もまれにあります。血管に入り組織の血流障害を起こすことがあるため、注意が必要です。そのため、注入時には血管障害を超しにくい鈍針カニューラを使って注入することが多いです。
レスチレン
レスチレン製品はヒアルロン酸製品の元祖です。30年ほど前にスウェーデンの会社が先に合成ヒアルロン酸を製品化し、その後米国の会社に引き継がれ、現在に至っていますが、やはりジュビダームほど発達していなく、遅れをとっている感がありますが、未だによく使われます。半年から1年ほどのもちがあります。
ヒアルロン酸注入剤であるため、ジュビダーム同様、アレルギーや組織壊死の可能性に注意が必要です。
脂肪注入
唇には脂肪注入も行うことがあります。ヒアルロン酸の出現前はよく行なわれていた処置ですが、どうしても既製品の注入剤が便利で長続きすることがありますので、ヒアルロン酸注入が最近主に行われるようになっています。
注入脂肪の半分以下が永久的に残りますが、希望の結果を得るには数回の注入が必要となります。3か月から半年サイクルで行うと希望の大きさに近づきます。ただ、注入の度に、ある程度膨らまさないと大分減ってしまうところが不便です。
口唇脂肪注入前後
副作用・リスク:はれが数日~1週間みられ、内出血の場合は1~2週間かかります
もうひとつの脂肪注入の欠点は、注入の都度腹部や大腿部などで脂肪吸引をし、脂肪を確保しないといけないところです。
唇のように数ccほどの少ない量で済む場合はヒアルロン酸が便利です。100%吸収されるが、ある程度の期間で維持できます。
処置費用
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税抜 |
税込 |
テオシアル |
RHA・Kissシリーズ1.0cc |
60000円 |
66000円 |
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Redensityシリーズ 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
ジュビダーム |
ボリューマ1本 1.0cc |
60000円 |
66000円 |
|
ボーリフト 1.0cc |
60000円 |
66000円 |
レスチレン |
1.0cc |
40000円 |
44000円 |
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0.5cc |
30000円 |
33000円 |
脂肪注入 |
1回 |
100000円+ミニライポ費 |
110000円+ミニライポ費 |
唇注入の目安:上唇 0.5cc~1.0cc
下唇 0.3cc~1.0cc
注入パターンとしては1.0ccを本人希望で上下に振り分ける
人中短縮術は、別名リップリフトともよばれ、鼻から上唇にかけての長さが長く感じて、面長の印象を解消したい若い方、または老けた印象を解消したい年配の方に行われる処置です。
リップリフト前後
副作用・リスク:上唇のはれや内出血がみられること1週間前後あり、縫合部も見えるため1週間マスク必要
とくに最近の若い方には人気の処置となっていて、顔を小さく見せたいという願望と同時に唇を厚く上向きにしたい最近のトレンドが重なって、希望者が多くなっている現状です。
実際の処置法:
下図のように鼻下に幅5mm前後の皮膚を切除した上で、唇方向に皮下?離し口輪筋とよばれる筋肉をあらわにし引き上げ、皮膚縫合する。
人中短縮術は皮膚と筋肉?離を行うため、腫れが上唇にまたがって現れることが多いです。大きい腫れが出る場合、数日から1週ほど目立ち、細かいむくみは2-3週間までつづくことがあります。6日目ころに抜糸し、その後メークは可能です。
傷の赤みは数か月から1年(個人差)みえることがあり、メークでカバーします。後には白い線として残ることがあり、目立たなくなりますが、完全に消えることはないです。
当処置は皮膚切除を行うため、もとに戻すのは不可能です。また、ガミースマイル(歯茎が見えやすいタイプ)を悪化させることがあるので、そういった場合はこの処置は禁忌です。
似たよう効果を出すことができるプチ整形といえば、上唇のヒアルロン酸注入とボトックス注入の組み合わせがあり、口輪筋の力を抑えた上で唇を上方向に膨らますと一時的に人中短縮効果が得られます。まずこの方法である程度シミュレーションしてから本格的な手術に踏み切ることがよいのではないでしょうか。
処置費用
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税抜 |
税込 |
人中短縮術 |
単独 |
250000円 |
275000円 |
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+口角挙上 |
+100000円 |
+110000円 |
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口角挙上術は文字通り、下がった口角を切開法で挙げる処置となっていて、不機嫌または寂しそうな表情や老けた印象などに見受けられる口元を改善させる効果があります。
口角挙上術前後
副作用・リスク:はれや内出血は1週間前後あり
8~10mm前後の切開を口角から上下唇と皮膚の境界線に沿ってつくり、ほうれい線方向に少し剝離し、口角挙筋などの口角を上げる筋肉を短縮させ、余った皮弁を切除し、縫合します。
腫れは唇に目立つことがあり、数日間ほど目立つことがあり、1週間ほどで落ち着きます。1週間後に抜糸です。
処置費用
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税抜 |
税込 |
口角挙上術 |
両側 |
250000円 |
275000円 |
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+人中短縮術 |
+100000円 |
+110000円 |
|
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オトガイ形成
オトガイ(あご)増大・増高術
アゴの増高術は顔正面の下側を増幅させると同時に、相対的に顔の中間を短くみせる印象を与えるので、顔正面の輪郭形成には非常に効果的な手段となります。
プロテーゼ法アゴ形成術
副作用・リスク:はれは1週間前後あり、内出血みられるとき2週間前後かかることあり
アゴの増大・増高の具体的な方法は上記の’側面から’のオトガイ形成項目に詳述していますのでご参照ください。
オトガイ(あご)短縮術
オトガイ(あご)短縮の骨切り術は美容外科でもやることがありますが、咬合(噛み合わせ)などの問題も伴うことがあり、しゃくれアゴの修正に必要な矢状分割術などの適応の場合もあるため、歯科口腔外科に相談することをおすすめします。
顔正面横幅5等分処置法
顔正面ヨコ幅は5等分が理想と言われています。
顔正面の横幅5分割は、
鼻幅(小鼻外縁両側までの幅)を一区分として、
目幅(目頭から目尻までの幅)の両側、そして
顔最外側幅(目尻から耳外縁までの幅)の両側、全部合わせての5区分となります。正面からこの5区分が同幅になることが均整の取れた面立ちだということです。
鼻幅の調整には
鼻翼(小鼻)縮小術が主に行われます。美容外科では、鼻幅を減らすのがメインとなっていて、広げる処置はほとんど行われません。
目幅は鼻幅と逆で、広げる処置である
目頭切開や
目尻切開がよく行われます。美容外科において、大きい目は優先される美の基準だからです。
顔最外側幅の調整には、増やす処置には
脂肪注入や
ヒアルロン酸注入を、減らすには
咬筋ボトックス注入、
ホホ脂肪吸引・脂肪溶解、
立ち耳修正、そして頬骨削りやエラ削りなどの
骨切り術が必要となります。
鼻穴の入り口までで切開跡を短く、鼻の外に出ないようにする
内側法(鼻内法)と、小鼻のよこまで外に切開跡をつくる
外側法(鼻外法)がありますが、後者が効果的なため主に行われています。
小鼻縮小術鼻外法前
後
副作用・リスク:はれや内出血はほとんどないですが、縫合部見えるため1週間マスク必要
しかし
鼻内法でもある程度の効果が出せるので、最近人気です。とくに今、
ナチュラル整形がさらに求められるようになったため、その場合はこの方法が一番よいでしょう。
実際の処置法は:
内側法
外側法
小鼻縮小術は皮膚の?離などがないため腫れは少ないです。鼻外法は切開創にテープが当てられますが、希望であれば翌日から除去可能となり、7日目くらいに抜糸で、鼻外法の赤みは数週ないし1-2か月ほどある場合がありますが、小鼻のよこは溝となっているため目立ちにくくメークでカバーしやすい部分です。
処置費用
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税抜 |
税込 |
小鼻縮小術 |
内側法 |
160000円 |
176000円 |
|
外側法 |
180000円 |
198000円 |
|
|
|
|
目の
横の大きさを目頭側で広くし、日本人ばなれの目にしたいときに行います。邪魔となっている目頭の皮膚のひだ(
蒙古ひだ)を取り除き、本来の目の大きさをあらわにします。
目頭切開前
後
副作用・リスク:はれや内出血は1週間前後、切開跡の赤みは1~2か月続くことあって、メークカバーが必要な場合あり
簡単にひだを切り取り縫えばできそうな感じがありますが、傷跡は良くない上、形もいびつになったりすることがあり、しかもあまり効果がありません。実際にこの方法でするところもありますので要注意です。
よく行われる手術法は
内田法とよばれ、W型の切開創と皮弁を目頭で形成することによりひだを取り除きます。
当院で行われる方法は内田法をベースにしていますが、できる限り切開創を小さくするために、工夫された
内田変法で行っています
内田法の実際:
W型のマーキング
皮弁で引き寄せる
当院で行っている内田変法の実際:
変形W型のマーキング
皮弁でひだをよせる
Wの下脚が短くなったことが図からわかります。また上脚は二重のラインに合わせることが当院の方法です。ケロイド体質や傷痕が比較的治りの悪い方はやはり目頭の傷痕は目立ちやすいので、できる限りこのように術創は最低限の長さまたは二重のラインなどとしてごまかせるようにした方がよいでしょう。
術後5日目に抜糸します。6日目からメークは大丈夫です。
目頭切開の傷跡は上瞼切開や下瞼ハムラ法などに比して赤みの期間が長いです。当分メークなどでカバーする必要がある場合が多いです。
処置費用
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税抜 |
税込 |
目頭切開術 |
両側 |
180000円 |
198000円 |
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|
|
|
目頭切開同様、目の
横の大きさを広くする方法です。目尻側の皮膚のひだを切開し、切れ長の目にします。
目尻切開前
後
副作用・リスク:はれや内出血は1~2週間、切開跡は目立ちにくいが、1週間ほどのテープ固定あり
目頭切開ほど効果はないが、目頭切開がどうしてもできない場合にやることが多い処置です。
効果を本格的に出したい場合、上記のたれ目形成術を一緒に行うと効果が出しやすくなります。目尻切開とたれ目形成のそれぞれの効果が出しやすくなり、相乗効果が期待できます。
目尻切開の実際:
目尻に5mm弱をスリット切開し、上瞼成分と下瞼成分をそれぞれトリミング
上瞼と下瞼の断端をそれぞれ縫合し、糸は長めに切ってテンション付けてテープで固定
1週間近くかけてテープで固定した方が戻りが少なく効果的です。1週間後、この固定テープを外しながら抜糸を行います。
目尻切開は目頭切開より目立つ傷跡の心配はありません。ただ、内出血が出る場合あるため、メークカバーが必要なときがあります。
処置費用
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税抜 |
税込 |
目尻切開術 |
両側 |
180000円 |
198000円 |
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+たれ目形成術 両側 |
300000円 |
330000円 |
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顔正面の再外側の幅自体をを増やすのはあまり行われませんが、若さを保つためにふくよかな輪郭を得るにはこの区分に手を加えることが多いです。こめかみ増大がその一つです。
脂肪注入・ヒアルロン酸注入
脂肪注入とヒアルロン酸注入の詳細は上記の’側面から’の額増大の項目にありますので、ご参照ください。
コメカミ脂肪注入前後
副作用・リスク:むくみが数日~1週間みられ、内出血の場合は1~2週間かかります
脂肪注入量としてはだいたい額の半分ほどの量で両側で10㏄前後必要です。実際に額と一緒に行うことがよくあります。注入カニューラ(鈍針)の数mmの針穴はこめかみヘアラインでつくり、目立ちにくいです。1時間ほどの処置となります。
ヒアルロン酸は両側でおよそ2~4ccほどの量が必要となります。
処置費用(税抜)
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税抜 |
税込 |
脂肪注入 |
両こめかみ |
120000円+ミニライポ費 |
132000円+ミニライポ費 |
ヒアルロン酸注入 |
ジュビダームボリューマ1本 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
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ジュビダームボーリフト 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
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レスチレン 1.0cc |
40000円 |
44000円 |
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0.5cc |
30000円 |
33000円 |
上記費用は脂肪注入1回のみの費用です。
2回目以降は
半額です、
毎回、脂肪吸引やミニライポの費用が加算されます。
脂肪吸引ページを参照。
こめかみ同様、これらの部位を増大させることで顔の外側を若々しく変身させることになるでしょうが、小顔を重宝する東洋人にとって、こけたホホを少し埋めるならまだしも、頬骨やエラ部分までは望まれないことです。よってこの項目はほとんど顔外側の輪郭をはっきりさせたい西洋人向のケアとなるかもしれません。
脂肪注入・ヒアルロン酸注入
ホホの
くぼみは若い時気にならないものですが、ある程度の年齢になると老けた印象を与えます。
ホホ脂肪注入前後
副作用・リスク:むくみが数日~1週間みられ、内出血の場合は1~2週間かかります
また、ホホのくぼみだけでなく、若々しく見えるため頬骨に膨らみを足したい希望も欧米ではよくあります。ここにも脂肪注入は有効です。日本人はほとんど希望しない処置となります。
ホホ骨部脂肪注入前後
副作用・リスク:むくみが数日~1週間みられ、内出血の場合は1~2週間かかります
下顎骨部の脂肪注入は小顔が人気の日本やアジアではほとんど行われない処置です。対して、欧米では存在感をアピールするには下顎骨部のフェイスラインははっきりさせることが重要と思われているようです。
下顎骨部脂肪注入前後
副作用・リスク:むくみが数日~1週間みられ、内出血の場合は1~2週間かかります
ヒアルロン酸注入もよく行われる部分ですが、だいたい両側で6㏄前後を要する場合が多いです。脂肪注入ですと、大半が吸収されることを見越して、その3倍くらいの
20㏄前後が必要となります。想像される通り、ぱんぱんに膨らんだ状態を1~2か月ほど過ごすことになりますが、その分、この治療で終わるか、又はあと一回で十分となるかもしれません。直後からちょうどいいようにすることも可能で、だいたい6㏄前後の注入量となるわけです。その分3回以上の治療回数が必要となるでしょう。
20㏄ほどの精製脂肪を確保する場合はだいたいミニライポ程度の吸引で間に合います。手のひらサイズの下腹部分が最適です。吸引部の経過等は
ミニライポのページを参考にしてみてください。
脂肪注入は1時間ほどかかる処置となります。ヒアルロン酸注入は数分です。
注入は鈍針となっている尖っていないカニューラを使うため,必要以上なはれや内出血は目立たないことが多いです。細いカニューラが使われるため、もみあげのヘアラインあたりで目立たない状態にあります。注入部位は翌日からでも洗浄可能です。
処置費用(税抜)
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税抜 |
税込 |
脂肪注入 |
両ホホ |
150000円+ミニライポ費 |
165000円+ミニライポ費 |
ヒアルロン酸注入 |
ジュビダームボリューマ1本 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
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ジュビダームボーリフト 1.0cc |
50000円 |
55000円 |
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レスチレン 1.0cc |
40000円 |
44000円 |
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0.5cc |
30000円 |
33000円 |
上記費用は脂肪注入1回のみの費用です。
2回目以降は
半額です、
毎回、脂肪吸引やミニライポの費用が加算されます。
脂肪吸引ページを参照。
ホホ縮小・エラ部縮小
ホホの引き締め処置は、下ホホにはミニライポ、ミニ・ミニライポ、バッカルファット除去、脂肪溶解注射、そしてエラ咬筋ボトックスがよく行われます。それぞれの詳細を見ていきましょう:
ホホミニライポ
ミニライポ前後
副作用・リスク:はれや痛みは1週間,
内出血の場合2週間前後あり
ホホのミニライポは
耳たぶの後ろから行います。局所麻酔を数分ほどで注入したあと、
一番小さいシリンジを利用し、吸引管も一番細い2mmを使い、吸引自体は5~10分ほどで終了します。
両側で10cc前後の吸引脂肪があれば、効果的です。それ以上を吸引するのは可能ですが、数年後、凹みの原因となりますので取り過ぎに注意が必要です。
術後の包帯圧迫は一晩行い、翌日からバンド圧迫に切り替え、圧迫期間が長ければ長いほどよいのですが、見える部分であるため最低1週間はあった方がよいでしょう。圧迫なしで終わるクリニックもありますが、腫れがかなり目立つ感じとなり、引くのが長くなり、組織内瘢痕化も強くなるので効果があまり見られない場合があります。かなり小さい糸で吸引孔を縫い、1週間ころに抜糸します。
ホホは他の体の部分に比べ脂肪が相対的に少ない分、効果がわかるのは数か月後となります。その間、吸引前と変わらずかややむくみ気味です。
下ホホタルミ (ジョール、言われるブルドッグ様下ホホタルミ)ミニ・ミニライポ
ミニライポ前 マーキング ミニライポ後
副作用・リスク:むくみや軽度痛は数日間、まれに内出血の場合1週間弱あり
加齢による下ホホのタルミはタルミとりの手術法であるフェイスリフトがよく効果を発揮する部分です。(
フェイスリフトの説明は
ここを参照)
ただ、フェイスリフトは美容手術の中でも手のかかる手法の代表的なものとなっていて、なかなか踏み切れない方が多いのは確かです。この場合、特にタルミが少ない場合は、簡単な脂肪除去でボリュームをダウンさせるだけで効果を得ることも可能となります。
具体的には、ホホのミニライポをさらに小さくした範囲で行われるため、かなり小さなシリンジと管穴で可能なため、遠い耳後ろからでなく、吸引部のすぐ内側の顎骨部の下で皮膚に
2mm程の管用の穴を開き、
数分程度のミニシリンジ吸引を行います。
もちろん、局所麻酔で行います。
吸引量はかなり少なく、数ccもいかないほどです。
術後圧迫は一晩のガーゼとテープで良く、マスクで隠せる状態です。圧迫なしで経過をみると、腫れ目立つ感じとなり、引くのが長くなります。
針穴程度の跡となりますので、とくに縫合の必要はなく、抜糸もなしです。
一週間は次のようなテープ圧迫をした方が良いでしょう。
下ホホは脂肪組織が少ないため、効果がわかるのは数か月後となります。その間、吸引前と変わらずかややむくみ気味です。
バッカルファット除去
バッカルファットはホホ骨の下に存在するファットパッド(脂肪体、脂肪塊)のことです。
上顎の第二臼歯の口腔前庭に1-2cmほどの切開を入れ、頬骨の下をめがけてバッカルファットの下部一部を吸引しながら除去する方法となります。
バッカルファット除去前後
副作用・リスク:はれや痛みは1週間,
内出血の場合2週間前後あり
バッカルファット除去は頬骨下をこけさせるような小顔効果があり、口をつぼめてホホを狭める動作をするときにみられる凹みがバッカルファット除去の効果に近いところがあります。ホホ下脂肪(ジョール)のふくらみが取れるわけではないのしっかりした下あごのラインが残り、ホホ全体の輪郭は四角っぽくなった状態でホホが少しこけるような見た目になります。
バッカルファット除去前後
副作用・リスク:はれや痛みは1週間,
内出血の場合2週間前後あり
ですので、日本人好みの卵型または楕円形っぽい形にするには、ホホのミニライポ又はホホ下(ジョール)のミニ・ミニライポ(
上記参照)の併用が必要となります。
バッカルファット+ジョールファット除去前後
副作用・リスク:はれや痛みは1週間,
内出血の場合2週間前後あり
バッカルファット除去は最初のころすごく良かったとしても、年単位で、または加齢によりホホのこけ具合が目立ってきて、とくに日本人にとって老けた印象を与えることがよくあるので、決断には注意が必要です。脂肪注入法で補うことも可能ですが、完璧な対処法ではないことを念頭に置く必要があります。
30年くらい前から行われている処置法ですが、最近、ハリウッド女優の間や欧米のSNSなどで流行りだして、人気がまた再燃した状況です。
口腔内の傷跡は見えないところであり、治りもすごく良いため、吸収糸(溶ける糸)で縫合し、4~5日のイソジンガーグルで様子を見ます。包帯圧迫などは必要ないですが、念のため1晩か数日、出血や内出血を予防のためバンド圧迫したほうがよいでしょう。効果が分かるようになるのは直後からでも微妙に分かるところもあり、ただその数週間か数か月でむくみや内出血があるため、実際の効果が現れるのはその期間ほどかかります。
処置費用
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税抜 |
税込 |
ミニライポ |
ホホ両側 |
150000円 |
165000円 |
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下ホホタルミミニ・ミニライポ |
100000円 |
110000円 |
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バッカルファット除去 |
200000円 |
220000円 |
ホホメソセラピー(脂肪溶解注射)
脂肪溶解注射はミニライポほど効果は劇的ではありませんが、どうしても小手術でも避けたい方には人気です。次のような製品がよく使われます。
デオキシコール酸とは、肝臓で作られる胆汁酸成分の一つで、脂肪溶解作用があることがわかり、近年、脂肪溶解注射法(メソセラピー)のなかで最も有効性が認められる成分として証明され、応用されています。脂肪細胞の溶解及び分解に関す
る有効性が米国食品医薬品局(FDA)によって確認済みであり、承認を受けた成分です。デオキシコール酸の製品名はいろいろで、その含有量もそれぞれ違います:
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製品名 |
チンセラプラス |
デオリポ(カベリン) |
BNLS ネオ |
カイベラ |
デオキシコール酸濃度 |
0.8% |
05% |
0.0001% |
1% |
効果 |
◎ |
〇 |
△ |
◎ |
痛み・はれ |
少ない |
ほとんどない |
なし |
あり |
治療頻度 |
1回/4週
2~6回 |
毎週
6回以上 |
1回/2~3週
6回以上 |
1回/4週
2~6回 |
チンセラプラス
チンセラプラスは比較的高い0.8%という濃度のデオキシコール酸を含まれております。
高濃度ですが、注入後の痛みや腫れは少なく、副作用は起こしにくいため、アゴ下だけでなく身体の他部位にも使用可能な溶解剤です。
チンセラプラス注入(アゴ下)前後
副作用・リスク:むくみや経度痛は数日間、
まれに内出血の場合1週間弱あり
注入量としては1㎠あたり0.2cc前後を要するので、
5×5㎠において約
2㏄以上、
アゴ下の狭い範囲相当の量です。広い二重アゴの範囲だと、4㏄以上必要となります。
デオリポ(カベリン)
デオリポ(又は
カベリン)という製品はややひかえめな0.5%というデオキシコール酸濃度からなっています
脂肪溶解や分解成分として使用されているL-カルニチンやアーティチョークエキスも一緒に配合されています。
実際の注入量は上記のチンセラプラスに準じて行われますが、もう少し頻繫に、1週間に一回注入可能です。6回ほどまで注入します。
BNLS neo
植物から抽出した成分の脂肪溶解注射です。顔の輪郭形成やボディの引き締めにつかわれます。1-6回ほどの処置で効果がわかります。ボデイはもちろん、図で示すような顔の部分に効果的です。
BNLS注入(鼻)前後
副作用・リスク:むくみや経度痛は数日間、
まれに内出血の場合1週間弱あり
BNLS注入(ホホ)前後
副作用・リスク:むくみや経度痛は数日間、
まれに内出血の場合1週間弱あり
カイベラ
カイベラは元祖デオキシコール酸ブランドであり、含有量が1.0%となっています。
高濃度のため注入後の痛みと腫れを伴う上、神経障害や皮膚壊死を起こすことがあるため、日本ではとり扱いのない状態となっています。
処置費用(税抜)
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税抜 |
税込 |
チンセラプラス |
1cc |
20000円 |
22000円 |
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8cc |
140000円 |
154000円 |
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6回セット |
1回無料 |
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デオリポ(カベリン) |
1cc |
15000円 |
16500円 |
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8cc |
100000円 |
110000円 |
|
6回セット |
1回無料 |
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BNLS neo |
1cc |
10000円 |
11000円 |
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10cc |
90000円 |
99000円 |
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6回セット |
1回無料 |
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咬筋部ボツリヌストキシン注入
エラ(下顎骨角部)は顔外側1/5を左右します。エラを縮小させるには骨切りが効果的ですが、顔の腫れやむくみなどダウンタイムが長いため、最近ボトックスによる小顔プチ整形が人気です。
エラ部分ボツリヌストキシン注入前後
ボツリヌストキシンには数々のブランドがあり、当院では米FDA認可の下記の2ブランドを採用しています:
よく知られているものが米国オリジナルの
ボトックスですね。当院にも愛用している製品です。
ボトックスは表情ジワでメインに使われますが、筋肉の出っ張りをを減らす作用もあるので、エラ部にある咬筋の張りを減らすために使われます。数秒程度の処置で小顔を手に入れることができます。
ディスポート
この他、あと4つほど米国のFDAで認可されていますが、次に人気のイギリスの
ディスポートもその一つで、当院にも採用されているボトックスのジェネリック薬品みたいなものです。ボトックスが80%に近いシェアを占めているに対し、ディスポートは20%近くまで達し、拡大してきています。
ボツリヌストキシン治療の効果は早くてだいたい2-3日目くらいからわかり、2週間くらいで完成され、3-4か月で徐々に効果がうすれ、ながくて6~8か月ほどで完全に効能がなくなり、その前に追加注入した方がおすすめです。
処置後のアレルギー反応塔に気を付けることがメインの注意点となります。妊娠中またはその可能性がある方への注入は禁忌です。
処置費用
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ボトックス |
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ディスポート |
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税抜 |
税込 |
税抜 |
税込 |
ボツリヌストキシン |
咬筋(エラ) |
50000円 |
55000円 |
30000円 |
33000円 |
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下顎(小顔)+エラ |
80000円 |
88000円 |
50000円 |
55000円 |
たち耳は顔正面の最外側を一番目立たせる要因です。これを修正することにより、よりバランスのとれた正面輪郭が得られます
たち耳形成術前後
副作用・リスク:はれや内出血は1週間前後あり、ガーゼとテープ圧迫も1週間弱あり
たち耳は耳介軟骨が開いた状態となっていて、これを折り曲げることによりたち耳を修正します。日本では福耳ということで、あまり気にする方はいませんが、西洋人または海外生活が長い日本人でもすごく気にすることが多いです。
実際の処置としては、耳裏に切開を行い、立っている軟骨に折れ目をつくって、よこ向きだった軟骨を後ろ向きに直します。
縫合した切開創は耳後ろにありますが、表側には1週間ほどのタイオーバー(ガーゼ圧迫の縫い付け)が抜糸の1週間まで見えます。長髪ですと、隠せる程度のものです。抜糸した1週間後から多少の赤みはありますが、縫い目が目立たないため、カバーしやすいです。
処置費用
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税抜 |
税込 |
たち耳修正 |
両側 |
250000円 |
275000円 |
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