埋没法二重術は
100年近い歴史がありながら未だに人気で老若男女問わず行われる簡単な処置法です。これだけ長い歴史があればいろいろと進化し、最近ではいろんな呼び名がありクイックなんとか。ナチュラルなんとかといった名でうたわれていますが、やり方はほとんど変わらず、埋没法糸で二重を形成する方法です。
縫合法とも呼ばれ上瞼の皮膚側と結膜側を縫い合わせることにより二重のラインを形成します。皮膚側と結膜側の
両側とも埋没することが
安全です。当院ではマイクロサージェリーで使用される最も細く切れにくい糸を使用し、よりナチュラルな仕上がりにします。
大きいむくみはだいたい数日間続き、細かい腫れまでを見ると2週間前後が目安となります。
埋没法は永久ではありません。解けない糸を使用していて、長くて3-4年ほど機能すればよく、それでくせが着く場合もあって、半永久的に維持されることもあります。
詳細は下記のイン・フォーカスを参考にしてみて下さい。
処置費用(税抜)
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キャンペーン |
埋没法二重術 |
1点(1糸) |
20000円 |
50%OFF |
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両目各2点 |
70000円 |
50%OFF |
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3年保証 |
100000円 |
50%OFF |
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5年保証 |
120000円 |
50%OFF |
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両目各3点 |
100000円 |
50%OFF |
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3年保証 |
120000円 |
50%OFF |
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5年保証 |
140000円 |
50%OFF |
きれいな大きな目
切開法で
強い確実な二重を形成します。上瞼
タルミ除去術もほとんど同じ方法で行われます。皮膚のタルミの他に、気になる
脂肪も確実に取り出せる方法です。
切開跡は
二重ラインで行い、よりナチュラルな二重形成にするように細かく縫合が行われます。しっかりとした
瞼板という軟骨との癒着を確保し、半永久的な効果を維持させます。
処置後
5日目に抜糸し、6日目からメークは可能となり、
大きいはれは
1~2週間あり、
1~3か月の間は
不自然さが続くでしょう。
当方法は二重のライン上で最短でも目の幅いっぱいまで切開線が入り、長ければ長いほどそれだけ二重の固定力もよくなるわけですが、どうしても切開創を最低限にしたい場合、
部分切開法を行うこともよくあります。切開幅は前述の全切開の半分程度で、二重の固定力はやや弱まるかも知りませんが、埋没法よりは強く、腫れぼったさ対策としての脂肪の操作もある程度可能です。タルミとりの場合は全切開がおすすめです。
<美容外科豆知識>当術法としてタルミ除去目的で
マユ下切開を勧めるお’エライ’先生方もたくさんいますが、この方法はタルミにほとんど効果がなく、効果を出したいがために切開創がこめかみあたりまで伸びることもあり、おしまいに埋没法でごまかされたりすることもあるので要注意です。
処置費用(税抜)
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切開法二重術 |
両側 |
240000円 |
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部分切開二重術 |
両側 |
150000円 |
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上瞼の腫れぼったさを減らす方法で、
4mm前後の穴でやわらかい
眼窩脂肪の袋を取り出します。
実はこの手術単独でなかなか大きな変化は得られず、朝方のむくみが和らいだかな、という具合の数か月後の効果が現れればある意味成功です。それだけ微妙過ぎる変化なわけで、そのため
埋没法二重と一緒に行うことがよくあって、埋没法時の腫れぼったさを減らす目的で、または埋没法の固定力を強くするために行います。
しっかりとした’減腫れぼったさ’効果を出したい場合、眼窩脂肪と別にある程度皮下脂肪除去も行わないといけないわけで、それは大きめに切開しないと得られない効果となります。そのため切開法二重または部分切開二重の方が腫れぼったさ対策に有効な方法となりわけです。
<美容外科プチ知識>
小さな数ミリの穴からある程度深い層に存在する眼窩脂肪をめがけて行われる脱脂術は細かさを求められる美容外科医のいわば醍醐味的な手法となっており、一年目の美容外科医の初期技術上達において
第一関門のようなもので、数ケースだけですぐ身につく優れものもいれば入手までに数年かかるドクターもいます。場合によっては何年経っても...脱脂を勧めない医師は高齢時にくぼむだとか、といろいろ言い訳みたいなことを言うかも知りませんが果たしてそうなのか。脱脂しなくてもくぼむ目はくぼみますし...そんなに効果があるわけでもないし...第二関門も、第三関門もお楽しみにしてください。
そして、術後に、必ず除去した脂肪のご確認を!
除去脂肪
処置費用(税抜)
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上瞼脱脂術 |
両側 |
120000円 |
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+埋没法各2点 |
150000円 |
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切開法二重手術の約半分の切開跡で二重と脂肪除去ができます。強めの二重とある程度の脂肪除去が可能なため、フルの切開法を避けたい場合におすすめです。
はれやその他の経過は全切開とほとんど同様かやや引きが速い場合が多いでしょう。
処置費用(税抜)
頭上の照明などで目のクマが強調され、老けた印象または疲れ切った感じを与える下瞼の老化現象が気になる方はかなり多いです。積極的な手術が効果的なため、注入剤治療やレーザー照射などの補足的手段よりも手術が第一選択肢として挙げられます。。
当処置には
ハムラ法とよばれる手法がよく行われます。米国のDr. Hamraが1995年に考案した方法です。美容外科に45年も携わってきたハムラ―医師は今年(2019年)引退される模様です。
最近だと、ハムラ法といえば瞼裏からされる下瞼脱脂術のことを指す言い方またはそう思っている方が多いかと思いますが、元々は下瞼の表面切開法のことなので、用語の使い方には注意が必要かと思います。区別するために、裏からの脱脂術を裏ハムラとよぶ人もいます。
未だにハムラ法が美容外科医に愛用されるのは効果的な手術法であるからです。具体的には下記のような手法となります:
まず睫毛の直下で切開
眼輪筋下剝離後、眼窩脂肪を少し除去し、残りは下瞼へ移動
眼輪筋を目尻側の骨膜に引き上げる
最後に縫合
術後、一晩ほどのテープ圧迫があって、5日目に抜糸し、6日目からメークなどは可能となります。切開創の赤みは2-3か月ほど続く場合があり、メークでカバーします。
<またまた美容外科豆知識>当手術法が
第二関門だと思います。数年経ってそろそろ美容外科医らしくなった先生は豊胸術も、脂肪吸引もバリバリされて、でもなぜか下瞼タルミとりがいまいち...です。これは、無理もないことで、この方法を簡単に済ますとあまり変化が見られません。簡単にというと、昔ながらの皮下を剝がして、脂肪をとって、引っ張るーという方法は30分程で終わりますが、ハムラ法は上記のようにそんな狭いところでいろんなことをやらないといけないわけで、慣れてきたら、やっと1.5時間前後、慣れないと5時間前後かける大先生もいます。ですので、当方法はいい美容外科医の見分け方の指標にもなり得ます。
処置費用(税抜)
皮膚のタルミはないが、脂肪のふくらみだけで目の下のクマが気になり、疲れているように見える目に行う処置法です。
まぶたの裏から脂肪を除去するため表には傷ができません。脂肪を一部を除去し、一部を下瞼溝へ移動させる方法となっています。
ハムラ法の一部を行うような方法で皮膚表面に切開跡がないため
裏ハムラ法ともよぶ人もいます。
具体的には:
下瞼裏結膜切開 眼窩脂肪除去&移動
下瞼の眼窩脂肪も上記の上瞼の脂肪とほとんど同じ姿かたちをしていて、実際にはつながって眼球のまわりを取り囲んでいるクッションのような役割をしています。ただ、詳しくいうと下瞼の眼窩脂肪は三つほどの袋からなっていて、まっ黄色い中央と外の袋と、白っぽい色の内側の袋からなり、3袋とも均一に除去しないと、取り残しのようなクマのふくらみが残る場合があります。
皮膚表面に傷はなく内出血が目立たなければ翌日からでもメークカバーでも十分な場合が多いです。内出血があると1週間ほど様子をみる必要があります。内出血予防には一晩ほどのテープ圧迫がおすすめです。
処置費用(税抜)
目の
縦の大きさを広くするには二重形成が一番手っ取り早い方法ですが、下瞼方向へは、最近、たれ目形成を考える人が増えてきています。
つり目解消にも役立ち人気です。
たれ目形成術は、下瞼下制術ともよばれ、下に述べる
目尻切開と一緒に行うことがよくあります。そうすることでそれぞれの処置の効果がよりいっそう見せることができ、相乗効果が期待できます。
具体的に:
下瞼外半分で幅4-5mm程の皮膚を切除
下瞼裏では瞼板下の筋膜を短縮し
皮膚縫合(下瞼タルミとりの半分以下の幅)
一晩ほどテープ圧迫をし、5日目に抜糸します。1~3か月ほど切開創の赤みが続く場合がありますが、メークでカバーし、その後切開跡はメークなしでも目立たなくなります。
処置費用(税抜)
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たれ目形成術 |
両側 |
180000円 |
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+目尻切開 両側 |
300000円 |
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目頭切開
目の横の大きさを目頭側で広くし、日本人ばなれの目にしたいときに行います。邪魔となっている目頭の皮膚のひだ(蒙古ひだ)を取り除き、本来の目の大きさをあらわにします。
簡単にひだを切り取り縫えばできそうな感じがありますが、傷跡はよくはなく形もいびつになったりすることがあり、しかもあまり効果がありません。実際にこの方法でするところもありますので要注意です。
よく行われる手術法は
内田法とよばれ、W型の切開創と皮弁を目頭で形成することによりひだを取り除きます。
当院で行われる方法は内田法をベースにしていますが、できる限り切開創を小さくするために、工夫された
内田変法で行っています
内田法の実際:
W型のマーキング
皮弁で引き寄せる
当院で行っている内田変法の実際:
変形W型のマーキング
皮弁でひだをよせる
Wの下脚が短くなったことが図からわかります。また上脚は二重のラインに合わせることが当院の方法です。ケロイド体質や傷痕が比較的治りの悪い方はやはり目頭の傷痕は目立ちやすいので、できる限りこのように術創は最低限の長さまたは二重のラインなどとしてごまかせるようにした方がよいでしょう。
術後5日目に抜糸します。6日目からメークは大丈夫です。
目頭切開の傷跡は上瞼切開や下瞼ハムラ法などにに比して赤みの期間が長いです。当分メークなどでカバーする必要がある場合が多いです。
処置費用(税抜)
目頭切開同様、目の横の大きさを広くする方法です。目尻側の皮膚のひだを切開し、切れ長の目にします。
目頭切開ほど効果はないが、目頭切開がどうしてもできない場合にやることが多い処置です。
効果を本格的に出したい場合、上記のたれ目形成術を一緒に行うと効果が出しやすくなります。目尻切開とたれ目形成のそれぞれの効果が出しやすくなり、相乗効果が期待できます。
目尻切開の実際:
目尻に5mm弱のスリット切開し、上瞼成分と下瞼成分をそれぞれトリミング
上瞼と下瞼の断端をそれぞれ縫合し、糸は長めに切ってテンション付けてテープで固定
1週間近くかけてテープで固定した方が戻りが少なく効果的です。目尻切開は目頭切開より目立つ傷跡の心配はありません。
処置費用(税抜)
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目尻切開術 |
両側 |
180000円 |
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+たれ目形成術 両側 |
300000円 |
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眼瞼下垂とはまぶたを開く眼瞼挙筋とよばれる筋肉の機能が衰えているため見られる症状です。修正術でまぶたの開きをよくし、美容的かつ機能的にも目を改善させるための処置法です。
先天性(生まれたときから)と
後天性(大体成長期後から成人)のものがあって、眼瞼挙筋が発達していない先天性は効果が得られないことが多く、治療の対象となる筋肉がないからです。
後天性には神経障害などによる
病気が原因でなる場合と、
加齢による筋肉の弱体化によるものがあります。前者は片側のことが多く、後者は両側のことが多いです。いずれも治療可能となります。
術法は眼瞼挙筋を前転させその短縮操作をし、目を開きやすくするためですが、そのほかの処置はほとんど上述の切開法二重またはタルミとりと同様となります。ですので、術後経過や抜糸日も同じで、5日目に抜糸後、メークが可能となり、1~3か月ほど不自然さが残ります。
処置費用(税抜)
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眼瞼下垂形成術 |
両側 |
250000円 |
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片側 |
125000円 |
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