ホホ下のタルミはブルドッグのかわいい風貌には欠かせないものです。たまに(ごくたまに?)人の顔にかわいいさを引き立てることもあるかも。が、自分の顔となると、あり得ないですよね。
皮膚と筋肉のゆるみでホホ下の一部が下がり、’
ブルドッグ顔’とか、’ブルドッグ頬’とかと言ったりしますが、けしてブルドッグのようなかわいいさを連想させません。
老けた印象を与えるからだと思われます。
この悩みに対するいくつかの
美容対策を述べてみたいと思います:
1.
N-COG糸リフト ダウンタイムがほとんどなく効果的な方法といえば、最新の
N-COGスパイラル糸によるタルミの引き上げがよく行われます。
今までの糸リフトとの違いはしっかりしたコグ(
とげ)がスパイラル(
らせん状)に配列され、より強いリフト効果が数分ほどで得られ、腫れや針跡もヒアルロン酸注入などと一緒で、数時間ないし数日間で引きます。
安心な吸収糸でできているため半年内で糸が吸収されますが、コラーゲン再生が刺激されることにより皮膚のリフト効果が数年ほど保たれます。
具体的な方法としては、既製品のカニューラ針(鈍針)と糸のセットで直接タルミ部に数本を挿入し、目立たないもみあげなどでの針穴でつります。もちろんヒアルロン酸注入と同様、局部麻酔下です。
2.
BNLS脂肪溶解法 下ホホのタルミはホホ脂肪により強調されることがあり、気になる方が多いです。
BNLSとは最新の脂肪溶解注射法(
メソセラピー)となっていて、
8種類ほどの脂肪溶解剤とリンパ液循環促進剤が含まれます。従来のメソセラピーと違って
、1-3回ほどの治療で効果が見られることがよくあります。
方法は簡単で、BNLS液を直接注入し、
カニューラ(鈍針)を使用するためほとんど内出血はなく、数日後から徐々に効果が現れます。
当方法は脂肪溶解がメインの作用となっているので、皮膚のタルミも気になる場合は、N-COGリフト糸と一緒に行うことをお勧めします。
3.
ヒアルロン酸注入法 口まわりの表情筋などで口角から延びるシワである
マリオネットラインで下ホホのタルミが目立つ場合もありますが、このときヒアルロン酸注入が活躍します。
ヒアルロン酸でシワ下を補うことでシワの溝が埋まり、となりにみられるホホ下タルミをカモフラージュでき、より若々しくよみがえてきます。
マリオネットラインは皮膚のタルミと関係なく存在するものであるため、タルミとりのための糸リフトやのちほど述べるフェイスリフトを行った後も残ることがよくあるため、ヒアルロン酸による治療はこれらのリフト法と一緒に行うことがよくあります。