体の余分脂肪対策にはいろいろありすぎて、逆にどれをすれば良いのか迷うことが多いですね。
まず、
全身なのか、
部分的な悩みなのか、それを把握することが大事かと思います。
全身的なものだと、つぎのような対策が必要となるでしょう:
1.
ダイエット だれでも分かっている方法ですが、しかしだれでもできることではないため、いろんな試行錯誤をするわけです。
医療的には
ダイエット薬の助けを借りることが多く、当院において
食欲抑制剤の服用をすることで、日ごろ心がけている食事制限を助けることができます。週に1-2s減の無理のない方法となります。
2.
脂肪吸引 部分的な方法と思われがちですが、じつは
全身痩身にも力を発揮する方法でもあるのです。
実際に
腹部や
大腿部の脂肪吸引を行うと、吸引した脂肪分より
何倍も多い体重減少がみられることがよくあります。
肥満や肥満気味な方によくみられる現象です。
もちろん
普通の食事制限における変化であって、極端なダイエットでなくても得られる効果です。
その理由は、部分的な脂肪減少によりその部分に相当する
食事摂取量が体にとって必要なくなり、食事制限がしやすくなり、結果としてさらに痩身につながりやすくなると思われています。
逆に、吸引後に安心していっぱい摂取したりするとこういった効果が得られないどころか、脂肪吸引の部分的効果もみられなくなります。
全身の痩身変化をゆっくりみたい場合、まずダイエット薬である程度やせてから、後で部分的に脂肪吸引をすることがよいかと思います。
もし
劇的な変化を短期間で得られたいときは逆に脂肪吸引をしてからダイエットを実行するということになります。
部分的な痩身のみしたい場合、つぎのような方法を:
1.
脂肪吸引 いろんな非手術法が出回っている中、未だに手術法である脂肪吸引に
勝る処置法が
ないのが現状です。
短期間で確実に効果を得るにはこの方法がベストですが、手術であるため、経験豊かなドクターでないと効果が得られないこともあり、逆に美容とかけ離れた結果になることもあり得ます。そこだけは注意です。
また、先ほど述べたように、
部分的な脂肪吸引は結果的に
全身痩身につながることがよくあります。
2.
超音波や
レーザーなどの痩身機器 どうしても手術をさけたい、手術が難しいという方にお勧めです。
先述の通り、未だに手術法に勝てる方法はないのですが、
少しだけでも
減らせたいという場合に適応となる方法です。
ライポソニックスとよばれる超音波機器をお勧めしています。
焦点式超音波という技術を利用して、手術なしで脂肪層を溶かす技術となっています。
3.
メソセラピー 以前からある
脂肪溶解注射法ですが、何十回も行ってやっと小さな変化が得られた方法ですが、
最新の
BNLSとよばれる注入剤で以前より変化が少ない回数で得られるようになりました。
上述の痩身機器と併用することもおすすめです。