本文へスキップ

南国の美容クリニック

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.098-860-9120

〒900-0016 沖縄県那覇市前島2-2-1-3F

    

多汗・女性器・男性器ケアHYPERHYDROSIS/GENITALS CARE

Click here for English version.

ワキガ多汗症処置
  腋臭症手術    ボトックス注入    塩化アルミニウムAlCl?ローション
小陰唇縮小
大陰唇縮小・リフト
大陰唇ヒアルロン酸注入
大陰唇脂肪注入
膣縮小術
膣縮小ヒアルロン酸注入
クリトリス包茎修正
包茎修正手術
陰茎脂肪注入
陰茎ヒアルロン酸注入










ワキガ多汗症処置

   汗は主に2種類からなっていて、一つは暑いときの体温調節に必要な温熱性発汗と、緊張時などでみられる精神性発汗です。温熱性発汗には全身に分布するエクリン汗腺という臭わないさらさらとした汗を出す線が関わっており、精神性発汗にはワキ下や陰部などにあるやや粘りのある臭う汗を出すアポクリン汗線とエクリン汗線が関係しています。治療の対象となるのは主に精神性発汗となります。

   腋臭症手術

 ワキ下の夏場の汗のにおい、冬服のむれたにおいの対処法として手術が効果的です。当クリニックは一番確実な剪除法で行います。徹底的にアポクリン腺を除去するにはこの方法が一番です。マイクロ波法、超音波法や吸引法では再発がよくみられます。

当処置法はワキ下のみに有効で、他の体の部位には行いません。具体的には次のように行われます:

  アポクリン腺の存在する毛根範囲に印をつけ
中央に2−3cmほどの切開をする





  皮膚一枚に?離後、アポクリン腺を剪みで一つ一つ除去






  アポクリン腺は毛根に一致するように存在






   局所麻酔で行うことがほとんどですが、もちろん全身麻酔が希望であれば可能です。2日間ほどのガーゼの縫い付けであるタイオーバーの圧迫後、オペ後1週間まで包帯圧迫が必要となります。1週間後に抜糸です。しっかりと圧迫をしないと、出血しやすい部分であるため、血種が溜まり、手術創の回復に時間がかかることがよくあります。はれや内出血は2週間前後続く場合が多いです。

   一番積極的かつ効果的な当処置法でも、目立つアポクリン腺が主な処置対象となるだけで、細かいエクリン腺まで除去しきれないことが多いため、術後、臭いはほとんど取れたがまだ汗が少し出る、というケースがあります。ですので、当オペは臭いが主に気になる方におすすめで、多汗が主に気になる場合は次に掲げる他の処置法が効果的ではないでしょうか。

        処置費用

     税抜 税込 
 腋臭症(わきが)手術 両側  240000円   264000円
       
       


   ボトックス注入

  ボトックスは表情ジワなどの治療によく使われますが、制汗作用があることも有名で、ワキ下や手足などの制汗治療に使われています。数分間の処置となり、約半年ほどの効果となります。
ボツリヌストキシン注入前後

副作用・リスク:むくみは数時間で消退、内出血みられる場合は約1週間でひく


  ボツリヌストキシンにはいろんなブランドがあり、よく知られているものが米国オリジナルのボトックスですね。当院も愛用している製品です。

   この他、あと4つほど米国のFDAで認可されていますが、次に人気のイギリスのディスポートもその一つで、当院にも採用されているボトックスのジェネリック薬品みたいなものです。ボトックスが80%に近いシェアを占めているに対し、ディスポートは20%近くまで達し、拡大してきています。現在米国では、50:50の比率でボトックスと同格で使われる様になりました。

   当治療の対象部位は主にワキ下ですが、汗が主で気になるケースにおすすめです。臭いがメインの場合はもちろん効果があります。永久的な効果を希望の場合は上記の手術がよいでしょう。

   その他にも、手のひら足裏こめかみ頭部陰部など、気になるあらゆる部位に注入可能です。
   ボツリヌストキシン治療の効果は早くてだいたい2-3日目くらいからわかり、2週間くらいで完成され、3−4か月で徐々に効果がうすれ、ながくて6〜8か月ほどで完全に効能がなくなり、その前に追加注入した方がおすすめです。

   処置後のアレルギー反応塔に気を付けることがメインの注意点となります。妊娠中またはその可能性がある方への注入は禁忌です。
 
   処置費用(税抜)
  税抜 税込  税抜 税込 
 制汗 ワキ下   80000円 88000円  50000円   55000円
   手のひら  100000円  110000円 70000円   77000円
   足裏  120000円  132000円 80000円   88000円
   額  60000円  66000円 40000円   44000円
   こめかみ  60000円  66000円 40000円   44000円
   頭etc10×10cm  60000円  66000円 40000円   44000円

         塩化アルミニウムAlCl3ローション

   塩化アルミニウムは汗腺の出口をふさぐことで発汗を抑える作用があります。

手のひらAlCl3塗布前後

副作用・リスク:毎日〜数日に1回塗布の必要あり、かゆみや赤み出ることあり


   汗が気になる部分に一回塗布しますと、一時的に発汗を抑えるだけなので、塗布を続けないといけない治療法となっています。

  具体的な治療法としては:

ワキ下   夜、手にAlCl?の液体をとり、ワキ下に塗ります。そのまま寝て、翌日、ワキ下を洗い流します。      塗布して数分後または数時間後、痒みや痛みを感じ耐えられない場合は、そのまま洗い流しても      効果が出る場合もあります。数日間続けて、効果が出れば、その後週に1−2回だけでも継続する      と、効果は維持できます。

手足    ワキ下に準じて行います。皮膚が厚ぼったい当部分は効果があまり出ないことがあり、その場合      塗布後サランラップなどで巻いて、密閉療法を行うと効果が得られることが多いです。

その他の部分  ワキ下に準じて行います。

   AlCl3ローションには痒みや皮膚炎を起こす場合があり、その後色素沈着がみられることもあります。この場合、塗布回数を減らすか、一時的中止することをおすすめします。

  処置費用
     税抜 税込 
 AlCl3ローション 30t   1500円  1650円
  100t   4500円  4950円
       

小陰唇縮小

   肥大また伸びきった小陰唇を小さくする手術となりますが、希望される方は多いです。ジーンズなどにすれて痛い色素沈着が目立つなど美容的に気になる、また汚れなどが溜まりやすく清潔に保ちたい、といったいろんな悩みのため行われる処置です。出産後、加齢、そしてその他の原因で小陰唇が目立ってくることが多いです。

   局所麻酔で行うことが多く、具体的には:

小陰唇の伸びきった、余った部分を切除し、縫合する
大陰唇との間に目立つ副皮も一緒に切除し、小陰唇とバランスよくそろうようにする








   吸収糸で縫合するため抜糸は必要ありません。一晩か二日間、ナプキンで圧迫気味にし、2−3日はトイレ後、清浄綿で清潔にします。








   しっかりと止血しますので、簡単には腫れませんが、内出血が目立つ場合、1−2週間の腫れがみられることもあります。性交渉やその他の強い刺激等は3−4週間禁止です。

    処置費用 

     税抜 税込 
小陰唇縮小術  両側   250000円  275000円
       
       



大陰唇縮小・リフト


   肥大したまたは加齢によりタルミが目立つようになった大陰唇を小さくし、張りのある若々しい状態に甦らせる処置です。肥大した状態ですと、下着などにこすれて痛みを感じることがあり、また、汚れが溜まりやすくなるため、臭いが気になる場合が多いです。

   縮小処置は次のように行われます:


  肥大した大陰唇を切開し、余分皮膚と組織を切除











  縫合し、縮小処置を行う







  出血しやすい部分のため、術中の止血はしっかりと行いますが、術後の圧迫もガーゼとナプキンでしっかりと行うことが必要です。腫れは2週間前後あるでしょう。吸収糸で縫合しますので、抜糸は不要です。性交渉やその他の強い刺激等は3−4週間禁止となります。

   処置費用
     税抜 税込 
 大陰唇縮小術 両側  250000円   275000円
       
       


大陰唇ヒアルロン酸注入

   アジアではあまり人気はないですが、西洋では加齢によってタルミや多少のゆるみが気になる大陰唇にヒアルロン酸で張りを出す処置が行われています。大陰唇縮小が人気のアジア圏においてヒアルロン酸注入は逆の方向になるので、好まれない処置となるわけです。

   大陰唇のヒアルロン酸注入量は両側でだいたい1t前後となるでしょう。


  たるんだ大陰唇











  ふっくらとした大陰唇








ヒアルロン酸には2大ブランドがあります:
     ジュビダーム

   ジュビダーム製品は最近一番人気で、やはり長期的に効果が持続するということ好まれて使用されています。ボトックスで有名な米国アラガン社の製品です。

   ジュビダームボリューマが一番濃い注入剤となっていて、次にジュビダームボルベラ、そしてジュビダームボーリフト(米国ではボリューア)があり、いずれもジュビーダムの新世代製品となっていて、一世代前のウルトラプラスと区別します。
   
   新世代の製品が持続効果が長くなっていて、だいたい1年から1年半ほど持つようにつくられています。注入量によって持続期間の違いもでてきます。

   持続効果は1年強くらいですが、成分のヒアルロン酸は組織内に5年ほど残存し、徐々に排泄されています。ヒアルロン酸製品はアレルギー反応があまり出ないようにつくられていますが、まれに反応を起こすことがあり、最低5年間はアレルギー反応に注意が必要です。アレルギー反応としてはしこりや赤みの出現が主で、ヒアルロニダーゼ注入で溶かすことが可能です。

   また、組織壊死を起こす可能性もまれにあります。血管に入り組織の血流障害を起こすことがあるため、注意が必要です。そのため、注入時には血管障害を超しにくい鈍針カニューラを使って注入することが多いです。

    レスチレン

   レスチレン製品はヒアルロン酸製品の元祖です。25年ほど前にスウェーデンの会社が先に合成ヒアルロン酸を製品化し、その後米国の会社に引き継がれ、現在に至っていますが、やはりジュビダームほど発達していなく、遅れをとっている感がありますが、未だによく使われます。半年から囲年ほどのもちがあります。

   ヒアルロン酸注入剤であるため、ジュビダーム同様、アレルギーや組織壊死の可能性に注意が必要です。

処置費                                   

     税抜  税込
 ジュビダーム ボリューマ1本 1.0cc  60000円   66000円
   ボーリフト  1.0cc 60000円   66000円
 レスチレン         1.0cc  40000円  44000円
          0.5cc  30000円  33000円


大陰唇脂肪注入
    大陰唇脂肪注入もヒアルロン酸注入と同様で、西洋特有の考え方となり、大陰唇縮小と考える東洋人にはあまり受け入れられないことが多いです。老化や出産などでタルミやゆるみをきたした大陰唇に張りを出す処置となるわけです。

   脂肪注入にはメリットが多い反面、デメリットも多いのです。メリットから掲げてみますと:
     ・異物ではない自分の体からの自家組織であるから安全
     ・より自然な見栄えや感触が得られる
     ・永久に残る
     ・脂肪吸引がついでにできる
とその他いろいろあるだろうと思いますが、この4事項がよく言われることです。

   次にデメリットとしては:
     ・注入脂肪がうまく生き残らず、生着率が悪い(20%〜50%)
     ・希望の結果を得るには治療回数が多く必要
     ・再注入の度に脂肪吸引が必要
     ・生着しない脂肪がうまく吸収されないと石灰化や感染症の原因になり得る

   メリットと同じくらいデメリットも多いのが現実ですが、これらのデメリットを如何に無くすかをいろいろと対策が練られているわけです。その一つとしては脂肪幹細胞の密度が多い脂肪を注入することです。吸引した脂肪は脂肪幹細胞の多い脂肪に精製し、幹細胞がのちに分割成熟した脂肪細胞に成長することで吸収された分を補えることを期待する方法です。

   そして、注入時にも、脂肪がかたまりとしてでなく、あらゆる皮下の層にばらまかれたかのような注入の仕方も生着率をあげるには必要です。

   注入層の具合も生着率に作用します。ゆとりのない張ったような環境において、注入脂肪の生着率が悪くなるので、余裕のあるような疎の部分がより生着しやすいのです。大部分が吸収されることを見越して3倍前後ほどの注入量で行うことがよくありますが、多過ぎると余裕がなくなり、生着率が悪くなり、合併症も出やすくなるので、如何に多めで適量な状態で注入するかがポイントとなります。

   注入脂肪は次のような過程で準備されます:


  シリンジ法を使った本格的な脂肪吸引または小範囲なミニライポで脂肪を確保





  シリンジをそのまま遠心分離





   不要な成分を排除、幹細胞の多い脂肪に精製




そのまま直接注入するか、小範囲の場合、小シリンジに小分け





   脂肪注入はだいたい局所麻酔下で行うことが多く、意識がしっかりした状態で施術し、終わるとそのまま自分で帰宅することができます。ブロック麻酔とよばれる局麻法も行いますので、注入時は楽です。ミニライポ部も我慢できる程度で局所麻酔ですぐ終了しますが、どうしてもという場合もちろん全身麻酔も可能です。

   大陰唇の脂肪注入は両側でだいたい6t前後の脂肪が必要となります。ミニライポで十分確保できる脂肪量となります。数t程度を要する部分1ヶ所だけのためにわざわざ脂肪吸引をし脂肪注入するよりは既製品のヒアルロン酸注入をすることが多いです。ヒアルロン酸は数年で100%吸収されますが、脂肪注入は数か月で半減し、不便なところがあるからです。何箇所か同時に行うのであれば、脂肪注入の意味があるでしょう。

   注入ヶ所は圧迫や抜糸などは必要ありませんが、ミニライポ(ミニ脂肪吸引)部には必要です。1週間後に抜糸し、数か月下着などで圧迫した方がよいです。

    処置費用

     税抜 税込 
 脂肪注入  大陰唇両側 120000円+ミニライポ費   132000円+ミニライポ費
  上記費用は脂肪注入1回のみの費用です。
  2回目以降は半額です、
  毎回、脂肪吸引やミニライポの費用が加算されます。脂肪吸引ページを参照。


膣縮小術
   出産や加齢などで伸びきって、緩くなった膣を引き締める修正術です。膣まわりの筋肉が伸びきってまたは老化でゆるくなったためと言われています。

   最近いろんな処置法、とくに非手術法のものが考案されていますが、あまり効果がないため、未だに手術法に頼っている部分でもあります。

   局所麻酔でも可能な処置ですが、全身麻酔でも行うことがよくあります。次のような方法となります:


   膣口から膣腔内へ3cmあたりまで膣粘膜を?がし、切除する











   粘膜はもちろん、粘膜下などの筋組織層なども縫合し、2横指が狭く入る程度を目安の広さとする






   当処置には出血が出やすいため、術中よく止血したあと、ガーゼタンポンで2日間圧迫します。自然に溶ける吸収糸で縫合しますので、抜糸は必要ないです。はれや内出血は2週間で治まることが多いですが、1か月経っても、出血性のおりものがたまにみられるため、性交渉などは4週間以降となります。

     処置費用
     税抜 税込 
 膣縮小術 単独  300000円   330000円
       
       
    全身麻酔代  50000円(税込55000円)


膣縮小ヒアルロン酸注入
   どうしても膣縮小術を避けたい場合に行う処置です。ヒアルロン酸注入剤を使って、膣口付近の膣粘膜下を膨らますことで膣腔を狭める方法となります。

   膣内のヒアルロン酸注入量はだいたい4t前後となるでしょう。


  緩んだ膣口から膣口にかけてヒアルロンさ酸を注入








    ヒアルロン酸には2大ブランドがあります。その詳細は上記の大陰唇ヒアルロン酸注入を参照)

    一時的で半年から1年強の期間しか持たないため手術法がおすすめとなります。どうしても手術を避けたい場合の急きょ処置です。

処置費用                                     

     税抜  税込
 ジュビダーム ボリューマ1本 1.0cc  60000円   66000円
   ボーリフト  1.0cc 60000円   66000円
 レスチレン         1.0cc  40000円  44000円
          0.5cc  30000円  33000円


クリトリス包茎修正
   クリトリスを覆っている包皮を除去し、クリトリスをあらわにする処置です。どうしても包皮で覆われていると、感覚が思うように感じなかったり、またクリトリス周囲に汚れが溜まったりし、臭う場合もあるということで、包皮を切除することがあります。

   実際の処置では完全に包皮を取り除くのでなく、邪魔になっている一部を除去し、クリトリスをあらわにすることがメインの目的となります:


  除去すべき包皮をマーキングする











  マーキングした包皮を切除し、縫合する







    局所麻酔下の処置となります。小範囲のオペのため、止血管理は十分にした上でガーゼとナプキンで数日間ある程度圧迫します。はれや痛みは数日~1週間あって、内出血がみられるとき、1週間前後かかって消退し、切開跡の赤みは数か月みえる場合があります。シャワーは数日後から可能ですが、湯船やプールなどは2週間からで、性交渉も2週間後からになります。

処置費用                                    

     税抜 税込 
 クリトリス包茎修正術 単独  80000円   88000円
       
       


包茎修正手術
   ペニスを覆っている包皮を切除する、または包皮による締め付けを緩める処置です。包皮がどうしても邪魔となっていて、感覚が思うように感じなかったり、また、締め付けで炎症を起こしやすくなったり、そして亀頭に汚れが溜まったりし、臭う場合もあるということで、包皮を切除し、緩めたりします。

   実際の処置としては、亀頭をとり巻く包皮を完全に取り除く環状切開術と、嵌頓(しめつけ)状態の包皮を簡単にスリットを入れるスリット切開術の方法と、ペニスの根本の皮膚切除でその方向へ皮膚を寄せて包皮を引っ張る根元切除術、の3手法があります。

   環状切開法は一番よく行われている方法で、真正包茎(剥けない包皮)、仮性包茎(剥ける包皮)、そして嵌頓包茎(締め付ける包皮)の3種類の包茎に有効な処置法です:




  除去すべき包皮をマーキングする









  包皮を切除し、亀頭をあらわにした後、傷跡が目立たないように、亀頭直下で縫合する







   スリット切開法は昔から行われる簡便法ですが、主に嵌頓包茎(かんとんほうけい)の締め付け状態を解除するためのもので、緩和された嵌頓包皮は剥げるようになる場合もあり、包茎も改善されることもあります。真正包茎の修正には難しいですが、仮性包茎に使える方法でもあります。包皮をできるだけ減らしたくないケースに有効で、ただスッキリした状態を求める場合は環状切開がよいでしょう。



   包皮の先端に縦方向のスリット切開のマーキングをする











   包皮を切開後、スリットを横方向に縫合することで、締め付けが解除、緩和され、包茎状態が改善される







   根元切除術は傷痕が目立たないよう考案された方法ですが、真正や嵌頓包茎にはあまり効果がなく、仮性包茎にのみ使われる手法となります。ただ、包皮があまり引っ張れられないため再発の可能性が大です。



   根元に切除予定の皮膚をマーキングする










   皮膚を切除し、根元へ寄せて縫合する








    局所麻酔下で行うことがほとんどですが、全身麻酔でも可能です。30~60分ほどの処置となります。吸収糸で縫合するため抜糸は必要ありません。出血したすいため、5日間の包帯圧迫が必須で、毎日自分で交換可能です。はれや内出血は2週間まで続く場合があります。性交渉やその他の強い刺激等は3週間以降となります。

処置費用                                    

     税抜 税込 
 包茎修正術 環状切開法  80000円   88000円
   スリット切開法  40000円  44000円
       
   全身麻酔代  50000円(税込55000円)


陰茎脂肪注入
    ペニス
増大術法の一つとして脂肪注入がよく行われます。太さと張りを出すために疎(隙間が多い)陰茎皮下に自家脂肪を腹部や大腿部から採取します。

   脂肪注入にはメリットが多い反面、デメリットも多いのです。メリットから掲げてみますと:
     ・異物ではない自分の体からの自家組織であるから安全
     ・より自然な見栄えや感触が得られる
     ・永久に残る
     ・脂肪吸引がついでにできる
とその他いろいろあるだろうと思いますが、この4事項がよく言われることです。

   次にデメリットとしては:
     ・注入脂肪がうまく生き残らず、生着率が悪い(20%〜50%)
     ・希望の結果を得るには治療回数が多く必要
     ・再注入の度に脂肪吸引が必要
     ・生着しない脂肪がうまく吸収されないと石灰化や感染症の原因になり得る

   メリットと同じくらいデメリットも多いのが現実ですが、これらのデメリットを如何に無くすかをいろいろと対策が練られているわけです。その一つとしては脂肪幹細胞の密度が多い脂肪を注入することです。吸引した脂肪は脂肪幹細胞の多い脂肪に精製し、幹細胞がのちに分割成熟した脂肪細胞に成長することで吸収された分を補えることを期待する方法です。

   そして、注入時にも、脂肪がかたまりとしてでなく、あらゆる皮下の層にばらまかれたかのような注入の仕方も生着率をあげるには必要です。

   注入層の具合も生着率に作用します。ゆとりのない張ったような環境において、注入脂肪の生着率が悪くなるので、余裕のあるような疎の部分がより生着しやすいのです。大部分が吸収されることを見越して3倍前後ほどの注入量で行うことがよくありますが、多過ぎると余裕がなくなり、生着率が悪くなり、合併症も出やすくなるので、如何に多めで適量な状態で注入するかがポイントとなります。

   注入脂肪は次のような過程で準備されます:



  シリンジ法を使った本格的な脂肪吸引または小範囲なミニライポで脂肪を確保






  シリンジをそのまま遠心分離





   不要な成分を排除、幹細胞の多い脂肪に精製





そのまま直接注入するか、小範囲の場合、小シリンジに小分け







   脂肪注入はだいたい局所麻酔下で行うことが多く、意識がしっかりした状態で施術し、終わるとそのまま自分で帰宅することができます。ブロック麻酔とよばれる局麻法も行いますので、注入時は楽です。ミニライポ部も我慢できる程度で局所麻酔ですぐ終了しますが、どうしてもという場合もちろん全身麻酔も可能です。

   ペニスの脂肪注入はだいたい20t前後の脂肪が必要となります。ミニライポで十分確保できる脂肪量となります。主に陰茎幹に注入が行われ、亀頭にも一緒に脂肪注入を行いますが、幹より亀頭組織は疎でなく、ゆとりのない密度の大きい組織となっているため、思うように増大はできません。



  注入部位マーキング










  注入後








   注入ヶ所は圧迫や抜糸などは必要ありませんが、ミニライポ(ミニ脂肪吸引)部には必要です。1週間後に抜糸し、数か月下着などで圧迫した方がよいです。

   注入部のはれは数日から1週間で治まることが多いですが念のため性交渉などの強い刺激等は2週間後からがよいでしょう。

    処置費用

     税抜 税込 
 脂肪注入  陰茎幹+亀頭 120000円+ミニライポ費   132000円+ミニライポ費
  上記費用は脂肪注入1回のみの費用です。
  2回目以降は半額です、
  毎回、脂肪吸引やミニライポの費用が加算されます。脂肪吸引ページを参照。


陰茎ヒアルロン酸注入

   ペニスのヒアルロン酸注入は脂肪注入の代用として行うこともあります。既製品のためすぐ注入できるため便利ですが、1年前後の持ちとなります。陰茎の増大と張りの改善に有効です。

   陰茎のヒアルロン酸注入量は陰茎幹と亀頭でだいたい6t前後となるでしょう。限界はありますが、希望の大きさで量が変わる場合もあります。

   陰茎幹には脂肪注入が効力を発揮しますが、亀頭部には粒子が細かいヒアルロン酸が増大効果があります。ただ、亀頭は組織が堅いため、やはり限界があります。

ヒアルロン酸には2大ブランドがあります:
     ジュビダーム

   ジュビダーム製品は最近一番人気で、やはり長期的に効果が持続するということ好まれて使用されています。ボトックスで有名な米国アラガン社の製品です。

   ジュビダームボリューマが一番濃い注入剤となっていて、次にジュビダームボルベラ、そしてジュビダームボーリフト(米国ではボリューア)があり、いずれもジュビーダムの新世代製品となっていて、一世代前のウルトラプラスと区別します。
   
   新世代の製品が持続効果が長くなっていて、だいたい1年から1年半ほど持つようにつくられています。注入量によって持続期間の違いもでてきます。

   持続効果は1年強くらいですが、成分のヒアルロン酸は組織内に5年ほど残存し、徐々に排泄されています。ヒアルロン酸製品はアレルギー反応があまり出ないようにつくられていますが、まれに反応を起こすことがあり、最低5年間はアレルギー反応に注意が必要です。アレルギー反応としてはしこりや赤みの出現が主で、ヒアルロニダーゼ注入で溶かすことが可能です。

   また、組織壊死を起こす可能性もまれにあります。血管に入り組織の血流障害を起こすことがあるため、注意が必要です。そのため、注入時には血管障害を超しにくい鈍針カニューラを使って注入することが多いです。

    レスチレン

   レスチレン製品はヒアルロン酸製品の元祖です。25年ほど前にスウェーデンの会社が先に合成ヒアルロン酸を製品化し、その後米国の会社に引き継がれ、現在に至っていますが、やはりジュビダームほど発達していなく、遅れをとっている感がありますが、未だによく使われます。半年から囲年ほどのもちがあります。

   ヒアルロン酸注入剤であるため、ジュビダーム同様、アレルギーや組織壊死の可能性に注意が必要です。

   陰茎注入は他の皮膚部位に比べはれが出やすい部分です。唇の注入と同じく、個人差があり、普通の腫れでも数週間続く場合がまれにあります。

処置費用(税抜)                                   

     税抜  税込
 ジュビダーム ボリューマ1本 1.0cc  60000円   66000円
   ボーリフト  1.0cc 60000円   66000円
 レスチレン         1.0cc  40000円  44000円
          0.5cc  30000円  33000円





Miyagi Cosmetic Surgery宮城美容外科クリニック

〒900-0016
沖縄県那覇市前島2−2−1(3F)

2-2-1-3F Maejima, Naha City
Okinawa, Japan 900-0016

TEL 098-860-9120
FAX 098-860-9176

※電話が混み合っている場合、ウェブやメールでの予約も受けております。オンライン予約はこちら
In case line is busy, please make reservations through our website or e-mail.
For online booking click here

e-mail  info@miyagi-clinic.info

 
         日本語

         English

         

         友だち追加